日本語対応している海外FX業者の中で、最も日本人に利用されている海外FX業者であるXM Trading(以下XM)の評判、安全性、評価についてまとめました。
XMの評判・安全性・総合評価を総まとめ
XMは、2009年から続く運営歴があります。
質の高いサービス内容で、世界中のトレーダーに利用されているグローバルな海外FX業者です。
日本人にも絶大な人気を誇り、日本人の口座開設者数は、数ある海外FX業者の中でも断トツのNo1です。
最初に結論を述べておくと、XMは【海外FX未経験の方】【資金持ち逃げや出金拒否のない安全性の高い業者を利用したい方】にとっては、非常に魅力的なFX業者です。
詐欺業者である可能性は0、規約違反以外の出金拒否はなく、安全性はトップクラス
上記の結論に至る理由を、本記事で詳細に解説しています。
『評判』は、各人の主観的な要素を多く含むので、裏付けとなる客観的情報で補足しています。
『安全性』では、当サイトの独自指標に基づき、XMを評価しています。
公式サイトで開示されている情報の重要箇所を補足として引用しています。
最後に『評価』としてXMのサービス内容を多角的に分析しています。
XMの利用を検討中のトレーダーの方に最後まで読んでいただきたい記事です。
最初に、XMのサービス内容と特徴を把握しましょう。
▽XMのサービス内容一覧
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | 有り |
口座開設ボーナス | 3,000円 |
入金ボーナス | 有り |
両建て可否 | 可 |
スキャルピング可否 | 可 |
EA利用可否 | 可 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
口座種類 | 4種類 |
入金方法 | 銀行振込/クレジットカード/デビットカード bitwallet/SticPay/BXONE |
最低入金額 | 5ドル |
運営開始 | 2009年 |
ライセンス | FSAライセンス(セーシェル) FCAライセンス(モーリシャス) |
ゼロカットシステム採用(借金リスクなし)
口座開設ボーナス3,000円
入金ボーナスが利用できる
スキャルピング可
EA利用可
仮想通貨の取引可
同一口座の両建て可
金融ライセンスあり
2009年から続く10年以上の運営歴
グループ全体では複数の高信頼ライセンス保有
入金額は5ドルからOK
公式サイト、サポート共に日本語対応済
高品質な日本語サポート
XMは「2009年から続く長い運営歴」に裏付けられた信頼性の高さと「複数の金融ライセンス所有」に基づく安全性の高さが大きな特徴です。
長い運営歴の中で、サービス内容は細かい改善が繰り返され、現在の『完成形』に至っています。
2010年代から多数の海外FX業者が、日本人顧客を獲得したいが為に様々なサービスを打ち出し、業者同士でしのぎを削ってきましたが、その勝者がXMです。
XMという海外FX業者が、人気を獲得した理由、今も使われ続けている理由は、安全性を含むサービス内容にあります。
利用者の声、評判という観点も交えて、利用前の必読情報として、XMの情報をまとめました。
XMの良い評判
XMの評判を、主にTwitter上で集めました。
良い評判は【XMの長所】とも換言できます。
利用者が非常に多く、分母も多いです。
良い評判を抽出し、以下にまとめました。
- レバレッジ1,000倍が凄い
- ゼロカットシステムがあるから借金の心配がない
- ボーナスが豪華
- 運営歴が長いから安心
- 投資商品数が多い
- 出金が早い・出金拒否がない
- KIWAMI極口座の取引環境が良い
- 公式サポート・公式サイトの日本語対応◎
なぜ良い評判が寄せられているか、その背景を補足します。
①レバレッジ1,000倍が凄い
XMの最大レバレッジは1,000倍に設定されています。
国内FXの最大レバレッジ25倍と比較すると、非常に大きなレバレッジの元でトレードできます。
XMと国内FXを比較した際の、『ドル円』のポジションを保有する為に必要となる証拠金の違いは、以下の通りです。
ロット数 | XM レバレッジ1,000倍 | 国内FX レバレッジ25倍 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,100円 | 4万4千円 |
1ロット(10万通貨) | 11,000円 | 44万円 |
10ロット(100万通貨) | 11万円 | 440万円 |
※1ドル=110円として算出
最大レバレッジ25倍の国内FXと比較すると、XMの優位性は明白です。
海外FXは、準備資金が少額でも参戦可能であり、大きな利益も狙えます。
最大レバレッジが高いことで、ポジションを保有する為の必要証拠金は小さくなり、許容損失額は大きくなります。
/div>
許容損失額が増える
準備資金が少額でも投資を始められる
レバレッジの高さは、海外FXの最大の強みであり、サービスの根幹を成す部分でもあります。
XMでは1,000倍のレバレッジの元でトレード可能であり、少ない元手でも大きなリターンを狙うことができるレバレッジ設定は、非常に良い評判を得ています。
②ゼロカットシステムがあるから借金の心配がない
FXでは価格の変動により、損失が出ることもあります。
事前に損切注文を発注しておくことで、損失額は限定することも可能ですが、損切注文が発注されていなくても、自動的に決済される『強制ロスカット』という仕組みがあります。
国内FXでは、50%~100%に設定している業者が多い。
XMの強制ロスカット水準は20%に設定されています。
国内FXでは、強制ロスカット時に手数料が発生する業者もありますが、XMでは、強制ロスカット執行時には、手数料は発生しません。
急な値動きや、月曜日の大きな窓開けで、強制ロスカットが間に合わず、アカウント内の残高がマイナスになってしまうことがあります。
XMも採用している『ゼロカットシステム』は、マイナス残高を0にするサービスです。
国内FXにはゼロカットシステムはありません。
ゼロカットシステムのメリットは【最大損失額=入出金】と損失額を限定できることです。
国内FXのように、追加証拠金が求められることはありません。
追加証拠金は、法的拘束力を持ち、延滞すると利息が発生します。
つまり、借金と同義です。
しかし、海外FXでは、ゼロカットシステムにより借金状態になることはありません。
XM公式サイトでも、マイナス残高をリセットする旨は明言されています。
↑XM公式サイトより引用
ゼロカットシステムという受け皿があるからこそ、存分にハイレバレッジのチカラを活かすことができます。
損失額を限定できる
この受け皿があるからレバレッジをかけてトレードできる
世界的には標準装備されているシステムであり、ゼロカットシステムのない国内FXの方が異常です。
ヨーロッパのFX業者では、ゼロカットシステムが義務付けられています。
ハイレバレッジと併せて海外FXの持つ強みですが、ゼロカットシステムの方が重要度は高く、投資をする上では必須のサービスです。
③ボーナスが豪華
XMは『口座開設ボーナス/入金ボーナス/ロイヤリティプログラム』の3種類のボーナスを提供しており、非常に好評を得ています。
XMの口座開設ボーナス
XMの口座開設ボーナス付与金額は3,000円です。
『口座開設ボーナス』は【新規で口座を開設すること】を条件に、トレードで使用できるクレジットが貰えるサービスです。
口座開設ボーナスを利用すれば、入金することなくリアルトレードができます。
実際の取引環境を試せる
利益は制限なく出金可能
海外FX業者全体でも、口座開設ボーナスを付与している業者は極一部です。
金銭的リスクを負わずに海外FXを始められる点は、XMの長所です。
XMの入金ボーナス
入金ボーナスというサービスは、入金額に応じて証拠金として使えるクレジット(ボーナス)が貰えるサービスです。
入金100%ボーナスは、入金額の100%分(同額)が貰え、入金20%ボーナスは入金額の20%分がボーナスとして付与されます。
XMでは上限500ドルの入金100%ボーナスと、上限10,000ドルの入金20%ボーナスが利用できます。
入金額が500ドルまでは、入金100%ボーナスが優先的に付与され、500ドルを超えた入金額に対して、入金20%ボーナスが付与されます。
入金額 | ボーナス | 合計証拠金 |
1万円 | 1万円 | 2万円 |
3万円 | 3万円 | 6万円 |
5万円 | 5万円 | 10万円 |
10万円 | 6万円 | 16万円 |
30万円 | 10万円 | 40万円 |
※1ドル=100円として算出
上の表のように、入金額に応じてボーナスが付与され【預け入れた資金+ボーナスの合計金額】を証拠金としてトレードができます。
なお、XMのボーナスは入金回数や、使用期限はありません。
複数回に分けて入金してもOKです。
合計で最大10,500ドル分のボーナスが受け取れます。
通常入金よりも大きなロットが持てる
通常入金よりも許容損失額が増える
証拠金が多いことにより、メンタル面でも余裕ができます。
入金ボーナスは、トレーダーにとってはメリットの大きいサービスです。
XMのロイヤリティプログラム
XMでは、トレード毎にXMP(エックスエムポイント)を付与する【ロイヤリティプログラム】というサービスを行っています。
XMの利用実績によって、ステータスが『EXECUTIVE⇒GOLD⇒DIAMOND⇒ELITE』と上がっていき、ステータスが上がるほど、付与ポイントが上がります。
XMPは「XMP÷3=ボーナス」としてボーナスに還元できます。
最高ランクのELITEまで行くと、1ロットあたり20XMPが付与されます。
ボーナスに還元すると、1ロットで1回の取引あたり6.67ドルが還元されることになります。
キャッシュバックに近いサービスですが、実質スプレッドを狭めていると換言することもできます。
ロスカット後に、XMPを使えば入金することなく取引できる
出金後に、XMPを使えば入金することなく取引できる
トレード毎にポイントが付与されるサービスは、非常に希少性が高く、類似したサービスを行ってる業者はXM以外には1社しかありません。
④運営歴が長く、利用者が多くて安心
XMは2009年に運営を開始しており、運営歴は10年以上になります。
日本人だけでなく、世界中のトレーダーに利用されています。
2017年時点で、口座開設数は100万口座を突破しています。
金融サービスにおいては、利用者が多い安心感、運営歴が長いことによる安心感は大きなものです。
お金の入出金を伴うサービスでは、行き届いたサービスでなければ受け入れられず、大衆に支持されることはあり得ません。
「みんなが使っているから」という理由は、時として揶揄されたりもしますが、金融サービスにおいては、利用者が多いことは、優良なサービスの証になります。
また、利用者が少なすぎるサービスは、仮に良サービスであっても、『自分は損している少数派なのでは?』という不安に駆られることもありますが、利用者の絶対値が多いサービス、既に多くの人に受け入れられているサービスは、このような不安はありません。
利用者が多いことにより、実際の評判や、トラブル時の解決策がすぐに見つけられるのも良い点です。
これらの要素を全て満たす海外FX業者は、人気No1のXMのみです。
利用者が多いサービスを使うことは安心感がある
ネットで利用者の声を見つけやすく、情報を得やすい
国内FXの最大手であるDMM.com証券でも2020年8月時点で80万口座であり、XMの口座数の方が圧倒的に多いです。
⑤投資商品数が多い
XMでは、以下の投資商品がトレードできます。
貴金属/4種類
エネルギー/5種類
株価指数/24種類
コモディティ/8種類
仮想通貨/31種類
国内FX業者では、トレード可能な通貨ペアの種類が30種類前後の業者が多いです。
XMでは、57種類の通貨ペアが取引可能であり、国内FX業者の約2倍の通貨ペアのトレードができます。
また、国内業者では投資商品毎にアカウントを開く必要があります。
XMでは、1つのアカウントで日経225、ダウなどの株価指数や、ゴールド、シルバーなどの貴金属のトレードも可能です。
2022年からは、仮想通貨のトレードも可能になりました。
XMの仮想通貨CFDでは、『マイナススワップが発生しない』というメリットがあります。
取引可能な商品が増えることで、わかりやすい値動き、トレンドの発生している投資商品のトレード機会も必然的に増加します。
トレンドに乗れる可能性が上がる
自分に合った投資商品が見つけられる
投資商品数は、多ければ多いほど、トレーダーにとってはメリットがあります。
⑥出金処理が早い・多数の出金実績
海外FXの危険性、リスクの一つとして【出金拒否のリスク】が挙げられます。
XMは『詐欺業者/悪徳業者』とは、対極に位置する業者です。
こちらに関しては「安全性の項」で詳述します。
出金処理は非常に迅速に行われており、Twitter上でも出金完了報告は数多く確認できました。
高額出金にも問題なく対応されています。
運営実績は、ここでも一つの証になります。
利用顧客に対して不誠実な業者であれば、ここまで長く運営することはできず、人気を獲得することもできません。
高額出金にも問題なく対応してきた実績がある
出金申請から処理までの対応が早く、着金も早い
海外FX業者は、出金処理に時間がかかる業者もあります。
XMでは、原則として1営業日以内に処理されます。
着金までの目安は2~5営業日です。
⑦KIWAMI極口座の取引環境が良い
XMは、2022年10月に『KIWAMI極口座』という口座タイプを追加しました。
KIWAMI極口座は、スタンダード口座/マイクロ口座よりも狭いスプレッド(ドル円の平均スプレッドは0.7pips)というのが大きな特徴です。
加えて、主要な通貨ペア、貴金属(ゴールド/シルバー)のスワップポイントが発生しません。
マイナススワップが発生しない点は、スイングトレーダーにとっては大きなメリットです。
非常に優良な取引環境ですが、口座開設ボーナス以外のボーナスは利用できません。
主要通貨ペア/貴金属(ゴールド/シルバー)がスワップフリー
口座開設ボーナス以外のボーナスは利用不可
XMのKIWAMI極口座は、他の海外FX業者の取引環境と比較しても優秀です。
⑧日本語対応は完璧
XMは公式サイト、サポート共に日本語対応は完璧です。
サポートの品質は非常に高い、と多くのユーザーに評価されています。
チャット、またはメールでの問い合わせが可能であり、週5日24時間対応です。
迅速、丁寧な対応であり、品質は『日本の大手証券会社』と同等
カスタマーサポートの品質が評価された賞も受賞している
XMには、200人以上のスタッフが在籍しており、その内日本人の方が10人以上常駐しています。
問い合わせをする時も含めて、サービスを利用する上で英語力は必要ありません。
XMの悪い評判
XMの悪い評判をまとめました。
XM利用者が不満を感じている点の大多数は『スプレッド設定』に関するものです。
- スプレッドが広い
- 利益分の出金が銀行送金のみ
この項では、悪い評判=短所として、XMの悪い評判をまとめました。
①スプレッドが広い
海外FXと国内FXでは、約定方式が異なります。
国内FXはDD方式、海外FXはNDD方式という約定方式であることが多いです。
約定方式が異なることに伴い、スプレッド設定値にも差があります。
XMもNDD方式を採用しており、国内FXよりもスプレッドは広いです。
DD方式、NDD方式について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご一読ください。
XMには3種類の口座タイプがありますが、スタンダード口座とマイクロ口座のスプレッドは共通です。
ゼロ口座は、取引コスト体系が異なり【スプレッド+手数料(1ロットあたり往復10ドル)】となります。
スタンダード口座、マイクロ口座の具体的なスプレッド設定値は以下のようになっています。
通貨ペア | スプレッド |
USD/JPY | 1.6pips |
EUR/USD | 1.7pips |
EUR/JPY | 2.3pips |
GBP/USD | 2.2pips |
GBP/JPY | 3.6pips |
AUD/USD | 1.8pips |
AUD/JPY | 3.3pips |
NZD/USD | 2.7pips |
NZD/JPY | 3.0pips |
USD/CHF | 2.1pips |
CHF/JPY | 3.3pips |
海外FX業者としては、標準的なスプレッド設定値です。
XMと同等の海外FX業者も多く、XMではロイヤリティプログラムによって実質スプレッドは狭くなります。
XMPによりボーナスで還元されることを鑑みると、悪い設定値ではありません。
実際に多くのトレーダーに許容され、利用されているスプレッド設定値です。
また、XMは為替通貨以外の投資商品(ゴールド、原油、株価指数など)のスプレッドは、他社と比較しても狭めの数値となっています。
サーバーが安定していることにより、指標発表時や、早朝時のスプレッドの拡大は他社よりも抑えられています。
海外FX業者としては、平均的なスプレッド
為替以外のスプレッドは優秀
XMPにより、実質スプレッドは狭くなる
スプレッド設定が広めになっているのには理由がありますが【スプレッドのみ】に焦点を当てた場合、XMよりもスプレッドが狭い業者もあるのは事実です。
XM公式サイト上で、全ての投資商品のスプレッドが確認できます。
②利益分の出金方法は銀行送金のみ
XMでは【銀行振込/クレジットカード/デビットカード/bitwallet/StiaPay/BXONE】による入金が可能です。
海外FXでは一般的なルールとして、利益を出金する場合、入金時の手段と同じ出金手段に限られます。
例えば、クレジットカード入金の場合、出金時は『入金キャンセル』という形でクレジットカード出金され、入金額分を超えた利益分は、銀行送金によって出金されます。
他社では、bitwallet,SticPayであれば、利益分も出金できる業者が多いのですが、XMは【入金額分以上の利益は銀行送金】に限られます。
また、40万円以下の出金時は、2,500円の手数料が発生します。
入金額以上の利益分は、銀行送金で出金される
40万円以下の出金時は、手数料が発生する
出金時の手数料が発生しない海外FX業者もあります。
この点はXMの短所です。
XMの安全性
この項では、XMの安全性についてまとめました。
当サイトは、XMの安全性を以下のように評価しています。
各評価指標に関して、詳細にまとめました。
運営歴と資金力
XMというサービスの運営会社情報は以下の通りです。
運営会社名 | Tradexfin Limited (Trading Point of Financial Instruments Ltd) |
会社所在地 | F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles |
資本金 | 360,000,000ドル |
従業員数 | 200名以上 |
設立 | 2009年 |
※資本金、従業員数、設立はグループ全体の数字
『Tradexfin Limited』は、『Trading Point of Financial Instruments Ltd』という大企業のグループ会社です。
【XM】というサービスは、全体としては「Trading Point」という大企業によって運営されており、196ヵ国の国々で利用され、対応言語は30言語にも上ります。
アジアを管轄するグループ会社の一つとして『Tradexfin Limited』という会社があり、【XM Trading】という名称でサービスを展開しています。
ライセンス
日本人を管理するTradexfin Limitedは、セーシェル共和国のFSAライセンスを取得しています。
FSAは『Financial Services Authority』の略で、金融庁のことです。
セーシェル共和国という国の金融庁に認可を受けており、ライセンス番号はSD010です。
↑XMのFSAライセンス証明
2021年12月に、モーリシャス共和国のFCAライセンスを追加で取得しました。
運営会社はFintrade Limitedであり、ライセンス番号はGB20025835です。
↑XMのFCAライセンス証明
Tradexfin Limited、Fintrade Limited共に『XM Trading』というサービスを運営している会社です。
以前は、Tradexfin Limitedにて全日本顧客が管理されていましたが、現在は、Tradexfin LimitedとFintrade Limitedの2社で管理しており、トレーダーは口座開設時に選択することができます。
運営母体であるTrading Pointは、グループ会社を含めると以下の5つのライセンスを取得しています。
ライセンス名 | 発行元の国 | ライセンス番号 | 取得会社名 |
FCAライセンス | イギリス | 705428 | Trading Point of Financial Instruments Pty Limited |
CySECライセンス | キプロス | 120/10 | Trading Point of Financial Instruments Pty Limited |
ASICライセンス | オーストラリア | 443670 | Trading Point of Financial Instruments Pty Limited |
IFSCライセンス | ベリーズ | 60/354/TS/19 | XM Global Limited |
DFSAライセンス | ドバイ | F003484 | Trading Point MENA |
イギリスのFCAライセンスとキプロスのCySECライセンスは、非常に信頼性の高い金融ライセンスです。
イギリス、キプロス共に、国際的な評価の高い国であり、ライセンス取得にあたっては、企業の資金力、管理体制、高いセキュリティ、厳格な個人情報の管理、など様々な要素が求められ、全ての基準を上回らないと認可が受けられません。
経営状況と資金管理内容の報告義務
AML(アンチマネーロンダリング)の徹底
許されない入出金トラブル
過度なプロモーションの禁止
また、一度認可を受けても、定期的に査察が入り、基準を下回るとライセンスは取り消されます。
上記のライセンスは、あくまでも一例であり、Trading Pointは、グループ全体では以下のライセンスを全て保有しています。
↑XMグループ全体の保有ライセンス
『金融ライセンス』は定量的な基準を満たさないと取得できません。
金融ライセンスを複数保有していることは、客観的にわかりやすい指標として使うことができ、信頼性の高いライセンスを保有していることは、安全性が高いことを示し、企業としての信頼性の向上に繋がります。
資金管理
XMの資金管理体系は【分別管理】です。
公式サイト内のFAQにて、以下のように明言されています。
↑XM公式サイト『よくある質問』より
FAQでは、以下の内容が明言されています。
②資金は優良金融機関に預託している
③各種リスクに備えて十分な資金を保持している
上記内容は、日本人顧客を管轄する『Tradexfin Limited』が利用顧客に対して明言している内容です。
ライセンスにより、顧客に開示できない情報もあります。
アジア以外の顧客、主にヨーロッパの顧客を管轄する『Trading Point of Financial InstrumentsLimited』のサイトでは、優良金融機関の具体名として『Barclays Bank Plc』を使用していること、投資家補償基金(ICF)によって保護されることも開示されています。
会社が破綻しても顧客の資金は分けて管理されている為、顧客の資金は顧客に返還されます。
信託保全⇒分別管理の方法として、顧客の資金を信託銀行に預けて管理すること。
この管理方法だと、会社が破綻した場合でも、信託している資金は差し押さえ対象にならない為、会社が倒産しても確実に預け入れた資金は顧客に返還されます。
どちらも、【会社が破綻するリスク】に備える為の資金管理方法です。
安全性は信託保全の上です。
キプロスのCySECライセンスでは、信託保全が義務付けられています。
しかし、日本人管轄のセーシェルのFSAライセンスでは、信託保全の義務はありません。
そもそも、ヨーロッパ管轄と日本人管轄で、なぜ分けて管理されているのでしょうか。
それは、ライセンス発行元を経由して、日本の金融庁の圧力を受けるからです。
日本の金融庁は、【金融庁⇒海外FX業者】という直通ルートでは、業者に日本市場からの撤退を働きかけることはできません。
しかし、金融庁からライセンス発行元に働きかけ【金融庁⇒ライセンス発行元⇒海外FX業者】というルートであれば、日本市場からの撤退を働きかけることはできます。
XMも、日本の金融庁の圧力を躱す為に、アジアを管轄する子会社をセーシェルに登記しています。
日本の金融庁の圧力を躱す為に子会社として別の法人を立ち上げ、圧力を避けられる国に登記し、会社を運営することは、海外FX業者としてはよくある運営方法です。
運営母体、グループ会社が信頼性の高いCySECライセンス、FCAライセンスを保有していても、日本人は管轄外というのが一般的です。
グループ会社と同等のサービスが提供され、信頼性を有しますが、法的には切り分けられているのは、理解しておく必要があります。
▽この項のまとめ
- 日本人顧客は『セーシェルのFSAライセンス』で管理
- 資金は分別管理
- グループ全体ではCySECライセンス、FCAライセンスを含む多数のライセンスを保有
- CySECライセンスは信託保全の義務
- 日本の金融庁の圧力を躱す為に、ライセンス、会社を分けて運営されている
- 企業全体の信頼性、安全性は非常に高い
出金拒否なし
XMでは不当な出金拒否や、利益取り消しはありません。
ただし、XMの利用規約に抵触する取引を行った場合は、【利益取り消し/アカウント凍結】などの措置が取られることはあります。
XMでの禁止行為は以下の通りです。
自分以外の人間との組織的な両建て
裁定取引(アービトラージ)
ネットワークの遅延を利用した取引
人工知能(AI)を使用した取引
上記の取引は、海外FX業者では多くの業者で禁止されている行為であり、XMが特別厳しいということはありません。
意図的に行わなければ、抵触しない行為です。
XMは、海外FX業者の中では、断トツの利用者数を誇ります。
利用者の絶対値が多い為『出金できない/利益が取り消された』という声をSNS上で見かけることもあるかもしれません。
その声の主は、上記の禁止行為にあたる取引を行った可能性が非常に高いです。
スキャルピング、同一口座内の両建て、EA(自動売買ツール)の利用は認められており、禁止行為以外の取引制限はありません。
XMは、苦情専用の窓口も設けられています。
海外FX業者としては、非常に珍しく、苦情の件数が多すぎる業者や、苦情を解決できない業者では実行できないサービスです。
情報開示
LP情報の開示がない点は、不透明さを感じます。
推測ですが、運営母体のFCAライセンス、CySECライセンスによる情報開示制限によるものだと思われます。
インフラ情報の開示は、企業の透明性は上がりますが、セキュリティ上のリスクは増加します。
セキュリティ上の理由により、公式サイト上で開示できる情報には制限が設けられている可能性が高いです。
FAQは非常に充実しており、充分な内容です。
スプレッド、スワップポイントなど、トレードに必要な情報は全て開示されています。
6種類の無料計算ツール、無料で資料できるMT4の使い方の動画が公式サイト上で公開されています。
また、無料でウェビナー(Webセミナー)を受講することもできます。
受賞歴
↑XM(ヨーロッパ管轄)公式サイトより引用
XMは、企業として、ブローカーとして、多数の賞を受賞しています。
2020年だけでの『Global Forex Broker of the Year』『Best Online CFD & FX Trading Broker – Global』を含む10個の賞を受賞しています。
『Industry selection of World Finance 100』という権威ある賞の受賞歴もあります。
カスタマーサポートの品質の高さを評価された賞も多数受賞しています。
上の画像は、極一部であり、他社とは格の違いを見せつける多数の受賞歴を誇ります。
国際的に認められた証であり、最も評価された証である「Best」を含む賞を多数受賞していることは、信頼性の向上に繋がります。
XMの評価
最後に、XMの総合的な評価をまとめます。
当サイトのXMのサービス内容の評価は以下の通りです。
XMのサービス内容は、『海外FX』というサービスの王道の中の王道を行っており、突出した点はありません。
珍しいサービスや、尖った箇所はありません。
XMがNo1業者たる理由は、恐ろしく高い平均点の高さです。
『海外FX業者』として必要な要素が全て揃っており、その要素が高い水準で整えられています。
FXビギナーから熟練の海外FXトレーダーまで、最大公約数を満たすようなサービスです。
XMの約定力
実際に使用しないとわからない点を少し補足します。
XMの約定力は高く、リクオートは一度も発生していません。
『99.35%は1秒以内に約定』と公式サイトで公言していますが、実際にその通りです。
サーバーも安定しており、指標時のスプレッドの広がり、早朝時のスプレッドの広がりは、他社と比較すると大きくありません。
XMの総合評価
XMは『最大レバレッジ1,000倍/ロスカット水準20%/ゼロカットシステムあり』と口座スペックは優秀です。
ボーナスも利用可能、投資商品も豊富、と【海外FXというサービスの強み】が存分に詰め込まれたサービス内容です。
グループ全体としては、多数の高信頼ライセンスを保有しており、10年以上の運営実績、日本人による利用実績も長く、【企業としての信頼性の高さ、日本人にとっての安全性の高さ】は数ある海外FX業者の中でのトップに位置します。
口座開設ボーナスも利用できるXMは『初めての海外FX』に最も適した海外FX業者です。
詐欺業者、悪徳業者である可能性は0と言い切れる業者であり、倒産リスクが0に近い業者です。
信頼性、安全性の高い海外FX業者を使いたい方にも勧められる業者です。
2022年からは、仮想通貨のトレードも可能になり、利用者の幅はさらに広がりました。
『海外FXが初めて』という方は、最も安全性の高い業者であるXMから【海外FXというサービス】に触れてみるべきです。
XMについてのQ&A
XMについてのちょっとした疑問点、利用前に確認したい点をまとめました。
参考にしていただければ幸いです。
MT4とMT5どちらがおすすめですか?
XMでは、取引プラットフォームとしてMT4とMT5が利用可能です。
MT4は、多くの海外FX業者で利用可能であり、汎用性が高いプラットフォームです。
2005年にリリースされており、カスタムインジケータの種類が多いのが特徴です。
MT5は、2010年にリリースされ、動作の速さ、基本スペックはMT5の方が上です。
MT5は利用できない海外FXもあり、カスタムインジケータの種類は多くはありません。
MT5⇒一部の海外FX業者で使える。カスタムインジケータの種類は少ない。スペックは上。
MT5の利用可能な業者が少なく、利用者も少なかったのですが、最近は利用可能業者が増え、利用者も非常に増えてきています。
MT5利用可能な業者であれば、動作の早いMT5を選択した方が良いです。
全社で利用可能なプラットフォームの方が良い方、カスタムインジケータを使いたい方は、MT4を選択すべきです。
MT4,MT5共に、XM公式サイトで無料でダウンロードできます。
口座タイプはどれがおすすめですか?
XMには、『スタンダード口座/マイクロ口座/ゼロ口座/KIWAMI極口座』の4種類の口座タイプがあります。
利用者が最も多いのは『スタンダード口座』です。
スタンダード口座と同じスペックで、発注可能な最小ロット数が小さい口座が『マイクロ口座』です。
ゼロ口座は、最大レバレッジ500倍のECN方式の口座であり、スキャルピングトレーダー向けの口座となっています。
海外FXが初めて、という方は『スタンダード口座orマイクロ口座』の2択です。
スタンダード口座でも1000通貨のトレードが可能です。
より小さい10通貨からの取引をしたい方は『マイクロ口座』を選択すべきです。
マイクロ口座でも1回の注文で最大10万通貨までは発注可能です。
ただし、MT4のみ10通貨の注文が可能であり、MT5だと100通貨が最小発注数量になります。
『口座開設ボーナス以外のボーナスが利用できない』というデメリットを許容できる方は、『KIWAMI極口座』がお勧めです。
【低スプレッド+スワップフリー】の取引環境は収支の向上に直接的に有利に働きます。
スキャルピングトレーダー、スイングトレーダー共に活かせる口座スペックです。
入金方法はどれがおすすめですか?
XMでは、以下の入金方法が利用できます。
クレジットカード
ビットカード
bitwallet
SticPay
BXONE
入金手数料は全て無料です。
手間はかかりますが、最も安全なのは銀行振込です。
国内FXと同様、銀行振込で入金できます。
振込先の口座は、アカウント開設後にマイページから確認できます。
振込後、入金反映までは60分以内に処理されることが多く、迅速に処理されます。
記事内で述べたように、銀行振込で入金すると出金が最もスムーズです。
手間がかからず、即時反映されるクレジットカード/デビットカード入金もお勧めです。
利益分の出金時は、銀行送金になる点に注意です。
bitwallet,SticPay,BXONEは、入金に関しては、非常に便利です。
bitwallet,SticPayは、他の海外FX業者でも利用可能です。
持っておくと便利ですが『XMしか利用する予定がない』という方は、無理に作る必要はありません。
取引できる投資商品を詳しく知りたい
XMでは合計98種類の投資商品がトレードできます。
投資商品の詳細は以下の通りです。
投資商品の種類によって、最大レバレッジが異なります。
投資商品 | 最大レバレッジ |
為替 | 1,000倍 |
貴金属 | 1,000倍 |
エネルギー | 66.6倍 |
コモディティ | 50倍 |
株価指数 | 100倍(JP225Cashのみ200倍) |
仮想通貨 | 250倍 |
レバレッジ制限はありますか?
XMは、アカウント内残高によって最大レバレッジが制限されます。
海外FX業者毎に、【アカウント内残高/保有ロット数】によって最大レバレッジは制限されるのが一般的です。
XMは、保有ロット数によるレバレッジ制限はありません。
アカウント内残高 | 最大レバレッジ |
$20,000未満 | 1,000倍 |
$20,001 ~ $100,000 | 200倍 |
$100,001以上 | 100倍 |
アカウント内残高は、保有する口座全ての合計値が参照されます。
口座開設方法は?注意点は?
XMの公式サイトは、完璧に日本語対応しています。
画面の指示通りに入力していけば、5分ほどで完了できます。
口座を有効化してボーナスを受け取る為には必要書類として【顔写真付きの本人確認書類/住所証明書】が必要です。
入力は全て英語、アルファベットで行います。
最初の『0』を『+81』に置き換えればOKです。
『080-1234-5678』の場合『+818012345678』と入力します。
なお、国内FXと同様、マイナンバーの提出が求められます。
XMから個人情報が流出したことは一度もありませんが【いいえ】と答えて、提出しなくても問題ありません。
口座開設時に、Tradexfin LimitedとFintrade Limitedの選択があります。
Tradexfin Limited(セーシェルのFSAライセンス保有)、Fintrade Limited(モーリシャス共和国のFSCライセンス保有)のどちらを選択しても受けられるサービスに違いはありません。
どちらを選択しても問題ありません。
「本ウェブサイトはクッキーを使用します」とは何ですか?
Cookieは[Webサイトを訪れたユーザーのアクセス情報を一時的に記録するIT技術]です。
「続行する」をクリックしても、端末の情報が盗まれたり、不正なアクセスを誘発するリスクは一切ありません。
サービスを提供するWebサイトの大多数が導入している技術であり、サイト訪問時に、ユーザーの承諾を得ることは、誠実である、とも言えます。
【海外FX複数口座併用】複数口座運用のメリット/デメリット【実例付き】
【XMのゴールド取引】詳細情報と他社比較【エックスエム/GOLDのスプレッド】
Exnessの評判/安全性【利用前の必読情報まとめ】エクスネスの評価
【海外FX】ボーナスで選ぶ業者ランキング【ボーナス情報一覧付き】
海外FXおすすめ業者ランキング【6つの指標で選ぶあなたの最適業者】
海外FX【詐欺業者/悪徳業者の見分け方】危険な業者を利用しない為の知識