海外FXには、国内FXには無い数多くのメリットがあります。
本記事では、海外FXの持つメリットをまとめました。
海外FXの持つ良い側面を知りたい方、海外FXというサービスの利用を検討中の方に読んでいただきたい記事です。
海外FXのメリット
海外FXのメリットは以下の7点です。
- ハイレバレッジ
- ゼロカットシステム
- ボーナス
- 多様な商品
- 共通のプラットフォーム
- 入出金が簡単
- 透明性の高い約定方式
次項から、各項目について詳細に解説します。
①最大レバレッジが高い
最大レバレッジが高いことは海外FXの特徴であり、非常に大きなメリットです。
国内FXの最大レバレッジは25倍ですが、海外FXでは1,000倍、2,000倍など、非常に高いレバレッジを掛けられる業者が多数存在します。
最大レバレッジが高いことにより、ポジションを保有する為の必要証拠金が少なくて済みます。
許容損失額も大きくなります。
大きくポジションを保有することで、国内FXでは考えられないほど早く、大きく資金を増やすことが可能になります。
②ゼロカットシステム
ゼロカットシステムは、マイナス残高が発生した際に、FX業者がマイナス残高額を補填し【残高を0】にしてくれるサービスのことです。
ゼロカットシステムにより、海外FXでは追証が発生することはありません。
ゼロカットシステムのメリットは、入金額以上の損失が絶対に発生しないことです。
急な値動きや窓開けにより、借金になるリスクはありません。
損失額が限定された上でトレードできることは、様々なトレード判断にも好影響を与えます。
③ボーナスが利用できる
海外FXでは、様々なボーナスキャンペーンが利用できます。
口座開設することを条件に、証拠金として使用できるボーナスが貰える『口座開設ボーナス』や、入金額に応じて、ボーナスが貰える『入金ボーナス』が代表的なボーナスキャンペーンです。
トレード毎にキャッシュバックやポイントが付与されるサービスもあります。
国内FXではありえないほど豪華なボーナスキャンペーンは、海外FXの持つメリットの一つです。
ボーナスキャンペーンは[初期投資額を抑える/入金せずにリアルトレードができる]などトレーダーにとってはメリットが大きいです。
④多様な投資商品
国内FX業者では、投資商品毎に口座・アカウントを作る必要があります。
海外FX業者では、一つのアカウントで為替、貴金属、エネルギー、株価指数、株式CFDの取引ができます。
業者によっては、仮想通貨(暗号資産)の取引も可能です。
取引可能な通貨ペアの種類も、国内FX業者は30種類前後の業者が多いのに対し、海外FX業者は、50種類以上の通貨ペアがトレード可能な業者が多く、100種類以上の通貨ペアが取引可能な業者もあります。
一つのアカウントで多様な投資商品が取引できることは、海外FXのメリットです。
⑤共通のプラットフォーム
国内FXでは、各社が独自のプラットフォームを用意し、そのプラットフォームを使用して取引をする業者が多いです。
海外FXではMeta Trader4(MT4)またはMeta Trader5(MT5)という共通のプラットフォームを使用してトレードができます。
一度使い方を覚えてしまえば、利用する業者を変更しても同じようにトレード可能です。
MT4/MT5は、アプリ版もリリースされており、スマートフォンがあればどこでもいつでもトレードが可能です。
⑥入出金が簡単
国内FXでは、銀行振込による入金が主な入金手段です。
海外FXでは、クレジットカード入金、bitwallet入金、SticPay入金など、オンラインで簡潔できる入金方法が利用できます。
もちろん、銀行振込による入金も可能です。
⑦透明性の高い約定方式
国内FXと海外FXでは、約定方式が異なります。
国内FX業者の多くはDD方式、海外FX業者の多くはNDD方式を採用しています。
NDD方式は、DD方式よりもスプレッドが広いというデメリットがあります。
しかし、透明性が高いというメリットがあります。
不自然な値動きや、業者によるストップ狩りは起こり得ません。
透明性の高いNDD方式は、スキャルピングトレーダーにとっては特に大きなメリットです。
次項からは、海外FXの3大メリットである【ハイレバレッジ/ゼロカットシステム/ボーナス】の3つについて、掘り下げます。
海外FXのハイレバレッジのメリット
海外FXの最大のメリットは【レバレッジの高さ】です。
レバレッジの違いによって、必要証拠金が異なります。
国内FXと海外FXの、ポジションを保有する為の必要証拠金の違いを一覧表にまとめました。
1ドル=110円のとして、『ドル/円』のポジションを保有する為の必要証拠金は以下の通りです。
国内FX レバレッジ25倍 | 海外FX レバレッジ1,000倍 | 海外FX レバレッジ2,000倍 | |
0.1ロット(1万通貨) | 4万4千円 | 1,100円 | 550円 |
1ロット(10万通貨) | 44万円 | 1万1千円 | 5,500円 |
10ロット(100万通貨) | 440万円 | 11万円 | 5万5千円 |
海外FXの標準ポジションは1ロット(10枚)です。
国内FXでは、44万円の証拠金が必要となります。
対して、海外FXではレバレッジ1,000倍の業者では11,000円、レバレッジ2,000倍の業者では5,500円の証拠金で保有できます。
あくまでも1ロットのポジションを保有する為の必要証拠金であり、許容損失額を鑑みると、準備資金はもっと必要となります。
国内FXと海外FXでは、必要準備資金に大きな差があり、海外FXならば少ない資金からトレードを始めることができます。
トレードの利益は、ロット数と値幅に比例します。
1ドル110円の時に買いポジションを保有し、1ドル110.1円になれば、10pipsの利益、1ドル110.5円になれば、50pipsの利益、1ドル111円になれば、100pipsの利益です。
利益 10pips | 利益 50pips | 利益 100pips | |
0.1ロット(1万通貨) | 1,000円 | 5,000円 | 1万円 |
1ロット(10万通貨) | 1万円 | 5万円 | 10万円 |
10ロット(100万通貨) | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
1日で1円幅の値動きがあることはそこまで珍しいことではありません。
大きな値幅を獲れた場合は、利益の金額も大きくなります。
海外FXでは、国内FXとは最大レバレッジが異なることにより、準備資金が少額でもトレード可能であり、少ない資金でも大きなロットを保有することで、大きな利益を出すことも可能です。
為替通貨ペア以外の最大レバレッジも大きく異なります。
国内FX | 海外FX(Exness) | |
為替通貨ペア | 25倍 | 2,000倍 |
貴金属 | 20倍 | 2,000倍 |
株価指数 | 10倍 | 100倍 |
株式CFD | 5倍 | 20倍 |
上記のように、あらゆる投資商品で最大レバレッジが大きく異なります。
海外FXのゼロカットシステムのメリット
マイナス残高をリセットしてくれる【ゼロカットシステム】は大きなメリットです。
国内FXでは、金融庁が禁止している為、導入することができません。
海外FXのみが持つ特有の強みです。
海外FXのゼロカットシステムのメリットは【入金額以上の損失が絶対に発生しない】ことです。
損失額を限定できます。
追加証拠金が求められることはなく、借金状態になることはありません。
『マイナス残高が発生するケース』は、実はそう多くはありません。
FX業者は、各社が定めた自動ロスカット水準を下回った時点で、強制的に決済するシステムを組んでいます。
しかしながら、スイスフランショック、フラッシュクラッシュのような、自動ロスカットが間に合わないほどの鋭い値動きが起きた時、土日のニュースなどで月曜日に大きな値幅の窓が開いた時は、自動ロスカットが間に合わず、マイナス残高が発生する可能性があります。
月曜日の窓開けは、窓開けの市場が開場した価格で約定します。
事前に損切注文を入れていたとしても、その価格は参照されません。
【急な値動き/大きな窓開け】はどちらも発生頻度は多くはありません。
しかし、発生した場合は、致命的な損失を被ることもあります。
海外FXのゼロカットシステムでは、どのようなケースでも、マイナス残高はFX業者が補填してくれます。
投資をする上で『損失額が限定できている』という安心感はメンタル面での好影響は大きく、余裕を持って投資と向き合えます。
国内FXでは、ポジション保有中は、常に『〇〇ショック/窓開け』の可能性を頭に入れて投資する必要があります。
本来、とらなくても良いリスクをとる必要があります。
海外FXでは、ゼロカットシステムという受け皿があるからこそ、前項のハイレバレッジを存分に利用することが可能です。
[ハイレバレッジ+ゼロカットシステム]の組み合わせは、抜群に相性が良く、『海外FX』というサービスの根幹を成す部分ですが、非常に大きなメリットです。
海外FXのボーナスのメリット
海外FXでは、国内FXではありえない豪華なボーナスが利用できます。
海外FXのボーナスは、大きく4種類に分類されます。
②入金ボーナス
③キャッシュバック
④上記以外のサービス
次項では、各ボーナスの内容について説明します。
①口座開設ボーナス
【新規で口座を開設すること】を条件に、証拠金としてトレードに使用できるボーナスが貰えます。
入金せずにリアルトレードが可能です。
『未入金ボーナス』『ノーデポジットボーナス』とも呼ばれます。
口座開設ボーナスを実施しているFX業者の数は、多くはありません。
付与額は3,000円~2万円です。
金銭的なリスクを負わずにトレードを始められることがこのボーナスのメリットです。
②入金ボーナス
入金額に応じて、証拠金として使えるボーナスが貰えます。
付与率は、業者やキャンペーンによって異なります。
『入金100%ボーナス』の場合は、入金額の100%分(同額)が付与されます。
入金100%ボーナスキャンペーン時に、1万円を入金した場合、同額の1万円のボーナスが付与されます。
合計2万円の証拠金で、トレードができます。
入金100%ボーナスを利用すれば、入金額の倍の証拠金を元手にトレードを開始できます。
入金額を抑えられるのが、入金ボーナスのメリットです。
海外FXのボーナスの中でも、最も強力なボーナスです。
ハイレバレッジと入金ボーナスを併せて利用すれば、自己資金を極限まで抑えてトレードができます。
③キャッシュバック
トレード毎に、キャッシュバック、またはポイントが貰えます。
1ロットあたり〇ドル、または1ロットあたり〇ポイント、という形で、現金またはポイントで還元されます。
実質スプレッドを狭められることが、キャッシュバック系ボーナスのメリットです。
④それ以外のボーナス
①~③に当て嵌まらない、個性的なボーナスもあります。
例として、リアルマネーが貰えるトレードコンテスト、Twitterでのリツイートキャンペーンなどがあります。
海外FXのメリット|まとめ
海外FXの大きなメリットは【ハイレバレッジ/ゼロカットシステム/ボーナス】の3点です。
国内FXでは、1ロット保有される為に50万円近くの資金が求められます。
海外FXでは、1ロットの保有が1万円+αで可能です。
「多額の準備資金が求められない/少ない資金でも投資が始められる」という点は海外FX特有のメリットです。
ゼロカットシステムにより「絶対に借金にはならない」という安心感の元手投資ができる点も、国内FXにはない良い点です。
「海外FXはなんとなく怖いから、国内FXで経験を積んでからやってみたい」という言葉を耳にしたことがあります。
海外FXは、FX未経験者、投資未経験が、参入しやすく、大きな利益を上げることも可能なルールです。
国内FXは多額の資金を持つ者、投資経験者に有利なルールです。
先ほどの言葉とは、逆のルートが正解ルートです。
海外FXでトレードスキルを磨き、資金を増やせるようになったら国内FXに移行すべきです。
投資初心者の方や、FXビギナーの方ほど、海外FXの方が利があります。
海外FXにはメリットだけでなくデメリットも存在します。
デメリットは別の記事にまとめてあります。
『海外FX』というサービスの利用を検討中の方は、海外FXのメリット、デメリットの両方を把握した上で、海外FXというサービスを利用しましょう。
海外FXのデメリット【国内FXとの違いとリスクを徹底解説】
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