XMでは4種類の口座タイプから選択が可能です。
本記事では【マイクロ口座の特徴】をまとめました。
マイクロ口座のスペック、スタンダード口座との違いと共通点、マイクロ口座のメリットとデメリットから見るマイクロ口座の活かし方、マイクロ口座利用時の注意点を知りたい方に読んでいただきたい記事です。
XMのマイクロ口座のスペック
XMの口座は『スタンダード口座』『ゼロ口座』『マイクロ口座』『KIWAMI極口座』の4種類です。
マイクロ口座は【ビギナー向けの口座】という位置づけです。
マイクロ口座のスペックを一覧表にまとめました。
▽マイクロ口座のスペック一覧表
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | 有り |
ボーナス | 全て利用可 |
1ロットのサイズ | 1000通貨 |
最小発注サイズ | 0.01(MT4) 0.1(MT5) |
最大発注サイズ | 100ロット(10万通貨) |
ポジション上限 | 200 |
両建て | ○ |
スキャルピング | ○ |
EA使用 | ○ |
最小入金額 | 5ドル |
プラットフォーム | MT4|MT5 |
ビギナー向けという位置づけではありますが、最大レバレッジは1,000倍です。
ロスカット水準は20%、ゼロカットシステムあり、という口座のスペックです。
XMのマイクロ口座の特徴
マイクロ口座の大きな特徴は、1ロットのサイズが【1ロット=1000通貨】という点です。
スタンダード口座は『1ロット=1万通貨』です。
MT4であれば、最小で10通貨から発注が可能です。
ロットサイズ以外の多くの点は、スタンダード口座と共通です。
マイクロ口座とスタンダード口座の共通点まとめ
マイクロ口座とスタンダード口座の共通点を以下にまとめました。
ロスカット水準
スプレッド
スワップポイント
投資商品
ボーナスは全て利用可能
最低入金額5ドル
入出金方法
レバレッジ、ロスカット水準、ベースとなる口座スペックは共通です。
スプレッド、スワップポイント、トレード可能な投資商品、の取引条件も共通です。
ボーナス、入出金方法、最低入金額も共通です。
マイクロ口座とスタンダード口座の相違点
マイクロ口座とスタンダード口座の相違点は以下の通りです。
1回の注文での最大サイズは10万通貨
1回の注文での最大ロットは10万通貨ですが、複数回に分けて注文すれば、10万通貨以上のポジションも保有可能です。
ポジション上限数は200なので、最大で2000万通貨までポジションは保有できます。
マイクロ口座では、最小で10通貨から発注可能です。
「ドル円」で10通貨のポジションを保有していて、値動きが「1円」逆行しても、10円の損失しか発生しません。
マイクロ口座のメリットとデメリット
マイクロ口座のメリットとデメリットをまとめました。
マイクロ口座のメリット
小さいロット数から発注できることにより【損失額を小さくできること】がマイクロ口座を利用する際のメリットです。
『ドル円』で10通貨を保有していて、ポジションと値動きが逆行した際の損失額は以下の通りです。
値幅 | 10銭 | 50銭 | 1円 |
損失額 | 1円 | 5円 | 10円 |
マイクロ口座の0.01ロットで取引した場合、損失額が非常に限定されます。
0.01ロットで縛ってトレードした場合、1,000円負けるのも難しいです。
ロット数を抑えれば、少ない証拠金で長期間トレードスキルを磨くこともできます。
マイクロ口座のデメリット
メリットの裏返しになりますが【利益も小さいこと】です。
ポジションと値動きが順行した際は利益が発生しますが、利益も非常に限定的になります。
ただし、マイクロ口座では、1回の発注で最大100ロット(10万通貨)まで発注できます。
『ドル円』で10万通貨を保有していて、ポジションと値動きが順行した際の利益額は以下の通りです。
値幅 | 10銭 | 50銭 | 1円 |
利益額 | 1万円 | 5万円 | 10万円 |
ロット数を上げれば、大きな利益を上げることも可能です。
1回の発注でのロット上限は10万通貨ですが、複数回に分けて注文すれば、もっと大きなポジションをとることもできます。
ロット数は『0.01~100』の幅で調節することが可能です。
『トレードに慣れながら徐々にロット数を上げる』という使い方も可能です。
XMのマイクロ口座利用時の注意点
マイクロ口座利用時の注意点をまとめました。
プラットフォームで最小サイズが異なる
プラットフォームによって、最小ロットサイズが異なります。
MT5⇒100通貨
より小さいロットサイズで発注したい方は、MT4を選択した方が良いです。
シンボルが異なる
MT4/MT5で、注文を発注する際の通貨ペアの【シンボル】がスタンダード口座とは異なります。
『USDJPYmicro』のように【micro】が付いた通貨ペアを追加する必要があります。
レバレッジ制限
アカウント内の残高によって、最大レバレッジが制限されます。
$20,001 – $100,000⇒200倍
$100,001以上⇒100倍
この制限内容は、スタンダード口座と共通です。
XMのマイクロ口座の開設方法/追加方法
マイクロ口座を、新規で口座開設する方法と口座追加する方法をまとめました。
新規で口座を開く場合
XM公式サイトトップページ⇒口座を開設する
から開設できます。
下の入力画面にて、『マイクロ口座』を選択しましょう。
以降は、スタンダード口座と共通の手順です。
登録画面の情報を全て入力し、【顔写真付きのIDと住所証明書】をアップロードすれば完了です。
口座を追加する場合
既に、XMの口座を持っている場合は、簡単にマイクロ口座を追加することができます。
マイページにログイン⇒追加口座を開設する
に進みます。
下の画像の画面にて、マイクロ口座を選択しましょう。
『パスワード』は、MT4orMT5にログインする際のパスワードです。
XMでは、1人8口座まで開設可能です。
まとめ|XMのマイクロ口座の活かし方
マイクロ口座は、発注可能なロット数が非常に小さいのが最大の特徴です。
多くの点で、スタンダード口座と共通するスペック内容であり、仕様面では【小さいロットでトレードできる】以外のメリットはありません。
以下のようなトレーダーの方は、マイクロ口座の利用に向いています。
ロット数と値動きによって、どれぐらいの金額の損失が発生するのかわからない
FXそのものが初めて
MT4の操作を確認しながらリアルトレードで学びたい
マイクロ口座で、ロット数を抑えてトレードスキル磨き、トレードに慣れてきたら、徐々にロット数を上げ、ゆくゆくはスタンダード口座に移行していくのが王道の使い方です。
マイクロ口座は【損失額を抑えた上で、海外FXでトレードにすることに慣れる】のには最適なスペックとなっています。
ロット数と値幅による利益と損失額を把握する
どのくらいの値幅がどのくらいの時間で動くのか、リアルチャートと向き合いながら確認する
慣れてきたら、為替以外の投資商品でもトレードしてみる
許容できる損失額が増えたら、ロット数を上げてみる
上記の活かし方は、一例ですが、マイクロ口座のロット数が物足りなくなってきたらスタンダード口座に移行しましょう。
なお、10通貨から発注可能な口座は、海外FX業者全体でも非常に珍しいです。
多くの業者は【1ロット=10万通貨】であり、XMのスタンダード口座と同様の発注単位です。
10通貨から発注可能なビギナー向けの口座は、XMのみが提供している口座スペックです。
マイクロ口座を新規で口座開設する場合は、3,000円の口座開設ボーナスも貰えます。
海外FXビギナーの方、FXビギナーの方は、【XMのマイクロ口座から海外FXを試す】というは、大いにアリです。
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