低スプレッドと高い約定力で、スキャルピングトレーダーを中心に多くの日本人トレーダーに利用されている海外FX業者『TitanFX(タイタンエフエックス)』の評判、安全性、評価についてまとめました。
TitanFXの評判・安全性・総合評価を総まとめ
TitanFXは、2014年に運営を開始しています。
9年目となる運営歴の中で、着実に日本人トレーダーの利用者を増やし、既に高い人気と知名度を獲得している海外FX業者です。
最初に結論を述べておくと、TitanFXは【狭いスプレッドを求める方】【あらゆる投資商品をレバレッジ500倍で取引したい方】【資金持ち逃げや出金拒否のない安全性の高い業者を利用したい方】にとっては、非常に魅力的なFX業者です。
アカウント内残高/投資商品種類によるレバレッジ制限がない唯一のブローカー
多数の出金実績/顧客資金と併せて含み益まで分別管理
上記の結論に至る理由を、本記事で詳細に解説しています。
『評判』は、各人の主観的な要素を多く含むので、裏付けとなる客観的情報で補足しています。
『安全性』では、当サイトの独自指標に基づき、TitanFXを評価しています。
公式サイトで開示されている情報の重要箇所を補足として引用しています。
最後に『評価』としてTitanFXのサービス内容を多角的に分析しています。
TitanFXの利用を検討中のトレーダーの方に最後まで読んでいただきたい記事です。
最初に、TitanFXのサービス内容と特徴を把握しましょう。
▽TitanFXのサービス内容一覧
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | 有り |
口座開設ボーナス | なし |
入金ボーナス | なし |
両建て可否 | 可 |
スキャルピング可否 | 可 |
EA利用可否 | 可 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
口座種類 | 2種類 |
入金方法 | クレジットカード/デビットカード bitwallet/SticPay/仮想通貨 |
最低入金額 | 2万円 |
運営開始 | 2014年 |
ライセンス | VFSC証券ディーラーライセンス(バヌアツ) |
ゼロカットシステム採用(借金リスクなし)
ボーナスは一切なし
スプレッドが狭い
スキャルピング可
2014年から続く運営歴
金融ライセンスあり
資金は分別管理
The Financial Commissionに加盟
入金額は2万円から
公式サイト、サポート共に日本語対応済
TitanFXの最大の特徴は【スプレッドの狭さ】です。
独自のインフラ設備による約定力の高さと、レバレッジ制限がないこともTitanFXの特徴です。
また、TitanFXは「2014年から続く運営歴/金融ライセンス保有」に裏付けられた信頼性と「顧客資金の分別管理+The Financial Commissionに加盟」という資金管理面での安全性も有しています。
TitanFXが日本人トレーダーに受け入れられ、使われている理由は、安全性を含むサービス内容にあります。
利用者の声、評判という観点も交えて、利用前の必読情報として、TitanFXの情報をまとめました。
TitanFXの良い評判
TitanFXの評判を、主にTwitter上で集めました。
良い評判は【TitanFXの長所】とも換言できます。
良い評判を抽出し、以下にまとめました。
- ロスカット水準20%/ゼロカットシステムあり
- 約定方式はNDD方式/取引制限なし
- 約定力が高い
- スプレッドが狭い
- 全ての投資商品がレバレッジ500倍でトレード可/レバレッジ制限なし
- 資金管理は分別管理/安全性が高い
- 貴金属の種類は海外FX業者No1の豊富さ
- 入金手段は必要十分
- 公式サポートは週5日24時間対応/公式サイトの日本語対応◎
なぜ良い評判が寄せられているか、その背景を補足します。
①ロスカット水準20%/ゼロカットシステムあり
TitanFXのロスカット水準は20%に設定されています。
XM,AXIORYと同水準の優良設定値です。
ゼロカットシステムも採用されており、マイナス残高が発生した場合は、ゼロにリセットされる旨は明言されています。
↑TitanFX公式LPより
ゼロカットシステムにより、追証が発生することはありません。
借金リスクを排除した上で、トレードができます。
損失額を限定できる
この受け皿があるからレバレッジをかけてトレードできる
ゼロカットシステムは、『ハイレバレッジ』と並んで、海外FXになくてはならないシステムです。
TitanFXでもゼロカットシステムは採用されており、この受け皿があるからこそ、海外FXのレバレッジの高さを活かすことができます。
②NDD方式/取引制限なし
TitanFXの約定方式は、ディーリングデスクを介さないNDD方式です。
海外FX業者の中には『NDD方式と謳っていても、実際はDD方式』という業者もありますが、TitanFXは、取引制限がなくECN方式も完備されていることから疑いなくNDD方式です。
TitanFX公式サイト上でも、ディーリングデスクを介していない旨は明言されています。
↑TitanFX公式LPより
NDD方式では、値動きの透明性が担保され、取引内容に制限が課されないのがメリットです。
スキャルピング、EAの利用に際し、制限がないことが明言されています。
↑TitanFX公式サイトより
TitanFXはストップレベルが0となっており、EAの利用にも適しています。
1回の発注で100ロットまで発注可能(為替の場合)であり、ポジション数の上限は200です。
1回の発注で可能なロット数と、1口座で保有可能なポジション数量は、海外FX業者によって上限値が異なります。
TitanFXと主要な海外FX業者を比較しました。
業者名 | 1回の注文での最大ロット数 | 保有可能ロット数 |
TitanFX | 100ロット | 100ロット |
XM | 50ロット | 10,000ロット |
AXIORY | 1,000ロット | 無制限(1銘柄毎の上限は1,000ロット) |
iFOREX | 50ロット | 150ロット(ドル円の場合) |
AXIORYよりは、1回発注での上限ロット数は及びませんが、XMを含むその他の海外FX業者よりはTitanFXが上回っています。
大口取引も可能であり、スキャルピングも明確に認められており、DD業者では嫌がられる【大ロット、かつ超短期売買】もTitanFXでは全く問題ありません。
スキャルピングは明確に認められている
ストップレベルは0
1回の発注で100ロットまで発注可(為替/株価指数)貴金属は50ロット,エネルギーは20ロット
ポジション数上限は200
透明性が高く、顧客の利益と会社の利益が離反しないNDD方式の約定方式です。
1度の注文で1,000万通貨まで発注可能であり、大口のスキャルピングにも適しています。
③スプレッドが狭い
TitanFXの最大の特徴は【スプレッドの狭さ】です。
スプレッドが狭いことは、あらゆるトレーダーにとってメリットがあります。
特に取引回数の多いスキャルピングトレーダーにとっては、収支の増減に大きく影響する大切な要素です。
TitanFXのスタンダード口座は、NDD方式のSTP方式です。
取引コストは『スプレッドのみ』です。
日本人トレーダーの人気1位のXM,2位のFXGTとスプレッドを比較しました。
銘柄 | TitanFX スタンダード口座 | XM スタンダード口座 | FXGT スタンダード+口座 |
USD/JPY | 1.33pips | 1.6pips | 1.6pips |
EUR/USD | 1.2pips | 1.7pips | 1.6pips |
EUR/JPY | 1.74pips | 2.3pips | 2.2pips |
GBP/USD | 1.57pips | 2.2pips | 2.2pips |
GBP/JPY | 2.45pips | 3.6pips | 3.5pips |
AUD/USD | 1.52pips | 1.8pips | 1.8pips |
AUD/JPY | 2.12pips | 3.3pips | 3.0pips |
NZD/USD | 1.86pips | 2.7pips | 2.7pips |
NZD/JPY | 2.62pips | 3.0pips | 3.0pips |
USD/CAD | 1.55 pips | 2.2pips | 2.3pips |
CAD/JPY | 2.1 pips | 3.4pips | 3.0pips |
USD/CHF | 1.92 pips | 1.9pips | 2.2pips |
CHF/JPY | 2.31 pips | 3.3pips | 2.9pips |
EUR/GBP | 1.53 pips | 2.0pips | 1.9pips |
EUR/AUD | 2.75 pips | 3.0pips | 3.2pips |
※スプレッドはボラティリティによって変動します。
全ての通貨ペアにおいて、XMよりもTitanFXの方がスプレッドが狭いです。
ドルストレートの通貨ペアのスプレッド設定が特に優秀です。
TitanFXには、ECN方式の『ブレード口座』もあります。
STP方式と同様、TitanFXのECN方式の口座と取引コストを比較してみました。
TitanFXのブレード口座の手数料は【1ロットあたり7ドル】XMのゼロ口座の手数料は【1ロットあたり10ドル】です。
『1ドル=0.1pips』として、合算した概算値も記載しています。
銘柄 | TitanFX ブレード口座 | XM ゼロ口座 |
USD/JPY | 0.33pips+7ドル | 0.1pips+10ドル |
1.03pips | 1.1pips | |
EUR/USD | 0.2pips+7ドル | 0.1pips+10ドル |
0.9pips | 1.1pips | |
EUR/JPY | 0.74pips+7ドル | 0.4pips+10ドル |
1.44pips | 1.4pips | |
GBP/USD | 0.57pips+7ドル | 0.3pips+10ドル |
1.27pips | 1.3pips | |
GBP/JPY | 1.45pips+7ドル | 1.2pips+10ドル |
2.15pips | 2.2pips | |
AUD/USD | 0.52pips+7ドル | 0.4pips+10ドル |
1.22pips | 1.4pips | |
AUD/JPY | 1.12pips+7ドル | 1.2pips+10ドル |
1.82pips | 2.2pips | |
NZD/USD | 0.86pips+7ドル | 1.0pips+10ドル |
1.56pips | 2.0pips | |
NZD/JPY | 1.62 pips+7ドル | 2.0pips+10ドル |
2.32pips | 3.0pips | |
USD/CAD | 0.55pips+7ドル | 0.5pips+10ドル |
1.25pips | 1.5pips | |
CAD/JPY | 1.1pips +7ドル | 1.4pips+10ドル |
1.8pips | 2.4 pips | |
USD/CHF | 0.92pips +7ドル | 0.4pips+10ドル |
1.62pips | 1.4 pips | |
CHF/JPY | 1.31pips +7ドル | 1.1pips +10ドル |
2.01pips | 2.1 pips | |
EUR/GBP | 0.53pips+7ドル | 0.3pips +10ドル |
1.23pips | 1.3 pips | |
EUR/AUD | 1.75pips+7ドル | 0.9pips +10ドル |
2.45pips | 1.9pips |
※スプレッドはボラティリティによって変動します。
ECN方式の口座でも、STP方式の口座と同様、TitanFXの方が取引コストは安くなっています。
ドルストレートの通貨ペアが特に優秀
XMと比較すると、STP方式、ECN方式共にTitanFXの方が取引コストは安い
ECN口座の手数料は『1ロットあたり7ドル』、為替以外の商品では『1ロットあたり0.7ドル』
TitanFXでは、為替以外のトレードも可能ですが、貴金属、エネルギーなどのスプレッドも総じて狭いです。
④約定力が高い
TitanFXは、『Zero Point Technology』と名付けられた自社独自のインフラを整備しています。
このインフラによって【低スプレッド/高速約定】が実現されています。
TitanFXのZero Point Technologyは、大きく3つの技術に分けられます。
①ZP-ASM⇒リクイディティプールのレートとマーケットのボリュームを、1秒あたり数百万回比較。トレーダーの注文決済に最良のリクイディティ・プロバイダを自動的に抽出
②ZP-DLA⇒マーケットトレンドをモニターし、トレーダーの取引に最適なリクイディティを予想し、ダイナミックに選択・融合。約定遅延、リクオート、第三者による介入なく、ベストな価格で取引可能
③ZP-OEO⇒世界3箇所に分散サーバと、NY4 Equinixにメインサーバを設置。超低レイテンシ・ネットワークを構成し、最速の約定スピードを実現。トレーダーの注文を数ミリ秒以内に執行。
トレードに必要なインフラを整えることにより、以下のようなことが実現できています。
②リクオートなし
③すべての通貨ペアで高レバレッジが利用可能
④低スプレッド
このインフラを支えている一因として、エクイニクス社(Equinix)のニューヨークにあるデータセンター、NY4内に取引サーバーを設置していることが挙げられます。
エクイニクス社は世界有数の金融グローバルデータセンターとして、世界最大のマルチアセットクラス電子取引エコシステムの拠点となっており、NASDAQ一部に上場している大企業です。
- 主要リクイディティプロバイダーとの接続レイテンシの低さ
- ウォール街からミリ秒単位の距離
- 世界トップ金融機関のグローバルハブ
- コンプライアンスを遵守したデータセンター
- 安心の上場企業
サーバーが安定している海外FX業者の多くは、エクイニクス社を利用しています。
TitanFXも例に漏れずエクイニクス社にサーバーを設定しています。
エクイニクス社にサーバーを設定
⑤レバレッジ制限がない
TitanFXでは【レバレッジ制限】が一切ありません。
海外FX業者では、『口座内残高・ポジション数・投資商品種類』に依って、最大レバレッジが制限されるのが一般的です。
TitanFXでは、残高、ポジション数量によるレバレッジ制限がないことに加え、株価指数、貴金属、エネルギーも最大レバレッジ500倍でトレード可能です。
株式CFD、仮想通貨は最大レバレッジは20倍です。
あらゆる投資商品に対して、レバレッジ制限がなく、残高、ポジション数によるレバレッジ制限もない点は、TitanFXのみが持つ特徴であり、メリットです。
残高、ポジション数量、商品種類に依らず、レバレッジ500倍でトレード可能(株式CFD、仮想通貨は最大レバレッジ20倍)
⑥資金は分別管理/The Financial Commissionに加盟
TitanFXは【分別管理】を行っています。
多くの海外FX業者で分別管理はされていませんが、TitanFXは、トレーダーの含み益まで分別管理されています。
また、The Financial Commissionという入出金トラブルを解決する国際的な第三者機関に加盟しています。
資金管理面、入出金面での安全性は、他の海外FX業者よりも高いです。
なお、資金管理については、『安全性の項』でより詳しく後述します。
The Financial Commissionに加盟している
⑦貴金属の種類は海外FX業者No1の豊富さ
TitanFXでは、以下の投資商品がトレードできます。
貴金属/11種類
エネルギー/5種類
株価指数/21種類
株式CFD/100種類
仮想通貨/24種類
貴金属が11種類取引可能となっており、海外FX業者No1の豊富さです。
ゴールド、シルバーが対ドル以外でもトレード可能であり、パラジウム、プラチナもトレード可能です。
貴金属の種類の豊富さから、貴金属のトレーディング環境に注力していることがわかります。
スタンダード口座で、ゴールドのスプレッドは『2.23 pips』、シルバーのスプレッドは『2.13 pips』となっており、非常に優秀な数値となっています。
通貨ペアの種類、株価指数の種類も、他社と比較しても多いです。
2021年4月から株式CFDの取引が可能になり、2021年6月から仮想通貨の取引が可能になり、投資商品が増えました。
投資商品の網羅性が高まり、仮想通貨がMT4,MT5で取引が可能な希少性の高い業者となりました。
トレンドに乗れる可能性が上がる
自分に合った投資商品が見つけられる
投資商品数は、多ければ多いほど、トレーダーにとってはメリットがあります。
⑧入金手段は必要十分/bitwallet,SticPayに対応
TitanFXでは、以下の4種類の方法で入金できます。
クレジットカード/デビットカード入金
bitwallet
SticPay
仮想通貨
bitwallet,SticPayの両方に対応しており、利便性の高い入金手段は一通り揃っています。
国内銀行送金は最低入金額が10万円
⑨サポートは24時間対応
TitanFXのサポート品質は、非常に高く、多くのユーザーに評価されています。
迅速、丁寧な対応で、メール文面の文言も綺麗です。
【ライブチャット/メール/電話】にて問い合わせができます。
ライブチャットは、週5日24時間対応です。
メールも、1営業日以内には返信されます。
公式サイト、サポート共に日本語対応は完璧に整っており、サポートの対応は日本人スタッフによって行われています。
週5日24時間対応のライブチャット
TitanFXの悪い評判
TitanFXの悪い評判をまとめました。
TitanFX利用者が不満を感じている点は以下の通りです。
- ボーナスがない
- ライセンスの信頼性は低い
この項では、悪い評判=短所として、TitanFXの悪い評判をまとめました。
①ボーナスがない
TitanFXでは、一切のボーナスの提供はありません。
TitanFXは、AXIORY,Exnessと同方向のサービスを展開している業者です。
他社がボーナスに割く資金を『スプレッドの狭さ/約定力/透明性/安全な資金管理』等に割り振り、優良なトレーディング環境を提供することに注力しています。
他社がボーナスに割く資金をトレーディング環境の整備に充てている
【スプレッドの狭さ】は、長期利用することにより、他社の入金ボーナス以上の優位性が発揮されます。
②ライセンス自体の信頼性は低い
TitanFXはバヌアツ共和国のライセンスを保有しています。
ライセンス自体の信頼性は、高いものではありません。
イギリスのFCAライセンスや、キプロスのCySECライセンスと比較すると信頼性の高いライセンスではありません。
金融ライセンスの優位性は、主に資金管理に対するものです。
信頼性の高いライセンスは、『信託保全』が義務づけられており、【ライセンスを取得している=信託保全を行っている】と、客観的に結論できます。
TitanFXが「なぜマイナーライセンスを取得しているか」については、次項で詳述しています。
また、2021年10月にモーリシャス共和国のFSCライセンスを追加で取得しました。
こちらについても次項に記載しています。
ライセンス自体の信頼性は低い
モーリシャス共和国のFSAライセンスを追加で取得
TitanFXの安全性
この項では、TitanFXの安全性についてまとめました。
当サイトは、TitanFXの安全性を以下のように評価しています。
各評価指標に関して、詳細にまとめました。
運営歴と資金力
TitanFXというサービスの運営会社情報は以下の通りです。
運営会社 | Titan FX Limited |
所在地 | 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu |
運営開始 | 2014年 |
従業員数 | 50人 |
TitanFXは、『Pepper Stone』というオーストラリアのFX業者の幹部が立ち上げたブローカーです。
公式サイトは5言語に対応しています。
資本金は開示されていませんが、以下の内容から、資金力の高さが伺えます。
MT5が利用可能
投資商品の種類が多い
整ったインフラ設備
CSR(企業の社会的責任)として、多数の活動実績
資金力のない業者では実施できない施策が多く、TitanFXの資金力を感じさせます。
ライセンス
Titan FX Limitedは、バヌアツ共和国のVFSC証券ディーラーライセンスを取得しています。
バヌアツ共和国という国のバヌアツ金融サービス委員会に認可を受けており、会社番号は40313です。
↑TitanFX公式LPより
前項で述べた通り、ライセンス自体はマイナーなものであり、ライセンスの信頼性は高くはありません。
TitanFXの前身にあたる『Pepper Stone』は、日本の金融庁の圧力により、日本市場から撤退を余儀なくされた過去があります。
Pepper Stoneはオーストラリア証券委員会のASICライセンスの元で運営されていました。
日本の金融庁は、海外FX業者に直接圧力をかけることはできませんが、ライセンス発行元を経由することにより、圧力をかけることができます。
XM,Exness,HotForexなどは、子会社を登記し、日本の金融庁の圧力を躱せるライセンスを取得した上で運営を行っています。
TitanFXは、会社を分割せず運営する、という方向に舵を切っています。
その為、マイナーライセンスを取得し、『ライセンスの信頼性』を捨てて勝負しているブローカーです。
マイナーライセンスによるメリットも少なからずあります。
ライセンスによる情報開示制限が少ないので、多くの情報を開示できる点です。
開示し過ぎると、企業、ブローカーとしてのセキュリティレベルが下がるので「全て」というわけにはいきませんが。
バヌアツのVFSCライセンスに加えて、2021年10月にモーリシャス共和国のFSCライセンスを取得しました。
↑TitanFX公式サイトより
モーリシャス共和国の金融サービス委員会は、IOSCO(証券監督者国際機構)に加盟しています。
ライセンス取得後も継続的な監査と立ち入り検査を受ける義務があり、ライセンスの信頼性はVFSCライセンスよりも高いです。
モーリシャス共和国のFSCライセンスは、XM,Exnessも保有している金融ライセンスです。
TitanFXは、2つの金融ライセンスを保有している状態になっており、ブローカーとしての信頼性が向上しました。
資金管理
前項でも述べた通り、TitanFXの資金管理は【分別管理】にて行われています。
会社が破綻しても資産が差し押さえられない限り、顧客資金は返還されます。
資金管理体系としては、安全性の高い管理方法です。
会社が破綻しても顧客の資金は分けて管理されている為、資金が差し押さえられない限り、顧客の資金は顧客に返還されます。
信託保全⇒分別管理の方法として、顧客の資金を信託銀行に預けて管理すること。
この管理方法だと、会社が破綻した場合でも、信託している資金は差し押さえ対象にならない為、会社が倒産しても確実に預け入れた資金は顧客に返還されます。
↑TitanFX公式サイトより
TitanFXは、顧客資金と併せて、顧客の含み益まで併せて分別管理されています。
『信託保管』『信託口座』という単語も使われており、明確に顧客の資金は分離されています。
また、日次残高調整が行われており、営業日毎に数字の照合がなされています。
公式サイト上では『世界有数のトップ銀行』という記載ですが、預託先はNAB(National Australia Bank)という、1858年に設立されたオーストラリアで最大の資産を持つ信頼性の高い銀行です。
The Financial Commissionに加盟
TitanFXは、2021年に『The Financial Commission』に加盟しました。
The Financial Commissionは、トレーダーとブローカーの紛争を解決する為の機関です。
↑TitanFX公式サイトより
The Financial Commissionの目的は、トレーダーとブローカー間の紛争を中立の立場で、迅速かつ専門的に解決することです。
TitanFXとトレーダー間で出金トラブル等が起き、当事者同士で解決できない場合は、The Financial Commissionに申し立てを行うことができます。
トレーダーとTitanFXの間でトラブルが発生し、金銭的な損失が生じた上で、The Financial Commissionの決定した処分にTitanFXが従わない場合でも、The Financial Commissionが、すべての加盟会社の基金からなる特別補償基金から【1件の苦情につき最大20,000ドルを上限】に、トレーダーの損失に対し、補填が行われます。
↑The Financial Commission公式サイトより
そもそもTitanFXは、出金トラブル含め、トラブル自体は非常に少ないブローカーですが、トラブルが発生した際に、第三者機関によって、公正に判断、解決してくれる手段が用意されています。
The Financial Commissionに加盟したことでTitanFXの信頼性はさらに向上しました。
出金拒否なし
「TitanFXで出金拒否された」という書き込みやつぶやきは見受けられませんでした。
出金処理自体は、1営業日以内に処理されます。
bitwallet,SticPayは、即時反映されます。
bitwalletは、メールアドレスとアカウントが紐づけられているので、bitwalletの口座を持っている方は、TitanFXに登録するメールアドレスも同じものを使用した方が良いです。
出金処理は非常に迅速に行われており、Twitter上でも出金完了報告は数多く確認できました。
▽TitanFXのライセンス/資金管理まとめ
- バヌアツのVFSCライセンスを保有
- ライセンス自体の信頼性は低い
- 日本の金融庁の圧力を受けない為にマイナーライセンスで運営している
- 【顧客資金/含み益】の分別管理を実施
- The Financial Commissionに加盟
- 多数の出金実績あり
- 9年目の運営歴で、目立った出金トラブルはない
情報開示
TitanFXは、LP情報を開示しています。
↑TitanFX公式LPより
また、会社の役員が顔写真付きで紹介されています。
トレードに必要な情報として【平均スプレッド】は全投資商品について、公式サイト上で確認できるようになっています。
FAQの役割を持つ『よくある質問』も、充分な情報量となっており、ちょっとした疑問はここで解決できます。
TitanFXの評価
最後に、TitanFXの総合的な評価をまとめます。
当サイトのTitanFXのサービス内容の評価は以下の通りです。
TitanFXの最大の長所は【狭いスプレッド/安い取引コスト】です。
【レバレッジ制限がなく、全ての投資商品がレバレッジ500倍でトレード可能】という点も他社にはない、TitanFXのみが有する長所です。
大ロットでのスキャルピングに必要な取引環境が揃っています。
資金の分別管理に加え、The Financial Commissionに加盟しており、9年目となる運営歴も相まって、安全性、信頼性も十分に備えています。
TitanFXの総評
TitanFXの強みである【低スプレッド】と相性が良く、TitanFXの利用に向いているトレーダーは、以下のような方々です。
レバレッジ制限を受けず、あらゆる投資商品でレバレッジを利かせてトレードしたい方
安定性の高い業者で安心してトレードしたい方
スキャルピングトレーダーにとって、TitanFXの狭いスプレッド、高い約定力は大きなメリットです。
また、TitanFXは【含み益まで分別管理/日次残高調整】を公言しており、The Financial Commissionに加盟していることもあり、高い安定性と信頼性を誇ります。
TitanFXのみが有する強みは以下の通りです。
全投資商品でが最大レバレッジ500倍でトレード可
TitanFXは、希少性の高い強みも持っています。
ストップレベル0
貴金属の種類が海外FX業者No1
bitwallet,SticPayに対応
週5日24時間のサポート対応
法人口座も開設可能
TitanFXのスプレッドは、あらゆる投資商品において狭く、他社よりも有利な条件でトレードできます。
貴金属の種類はNo1の豊富さを誇り、人気の高いゴールドのスプレッドが狭い点も良いポイントです。
TitanFXにはボーナスがありませんが、狭いスプレッドで取引回数を重ねることで、ボーナス以上の恩恵を受けられます。
TitanFXは、資金管理の安全性の高さ、スプレッドの狭さから、中長期的な利用に向いています。
「スプレッドの狭さ」は、取引回数を重ねること、長く使うことによって活きてきます。
TitanFXは、長く使う価値のあるブローカーです。
TitanFXについてのQ&A
TitanFXについてのちょっとした疑問点、利用前に確認したい点をまとめました。
参考にしていただければ幸いです。
おすすめの口座タイプは?
TitanFXには『スタンダード口座』と『ブレード口座』の2種類があります。
異なるのは約定方式のみです。
その他のスペックは全く同じです。
約定方式の違いに伴い、取引コスト体系と取引コストが異なります。
スタンダード口座は【スプレッドのみ】、『ブレード口座』は【スプレッド+手数料】です。
ブレード口座の手数料は【為替は1ロットあたり7ドル】【為替以外は1ロットあたり0.7ドル】です。
取引コストは『ブレード口座』の方が安いので、ブレード口座の方がおすすめです。
ただし、ECN方式の口座は、流動性の低い通貨ペアや、ボラティリティの低い時間帯では大きなスリッページが発生することがあります。
ECN方式の口座に懸念点がある方は、わかりやすいコスト体系であるSTP方式の『スタンダード口座』からTitanFXを試してみれば良いと思います。
口座の追加はいつでも可能であり、【一人15アカウントまで】持てます。
なお、『株式CFD』の取引はMT5に限られます。
株式CFDをトレードする方は、MT5の口座を選択、または追加しましょう。
TitanFXのスワップポイントってどう?
海外FX業者は、国内FX業者と比較すると、マイナススワップが大きく、プラススワップが小さい傾向にあります。
TitanFXのスワップポイントの設定値もこの傾向と合致します。
海外FX業者のスワップポイントの設定値としては、標準的な設定値となっています。
スワップポイントの設定値をXMと比較してみました。
銘柄 | TitanFX | XM | ||
買い | 売り | 買い | 売り | |
USD/JPY | -2.18 | -3.96 | -2.31 | -3.59 |
EUR/USD | -3.38 | -1.19 | -5.46 | -1.16 |
EUR/JPY | -4.00 | -1.06 | -5.11 | -2.01 |
GBP/USD | -3.14 | -5.15 | -3.85 | -3.75 |
GBP/JPY | -3.62 | -5.75 | -5.58 | -4.8 |
AUD/USD | -2.34 | -3.51 | -2.34 | -1.91 |
AUD/JPY | -1.38 | -1.88 | -2.57 | -4.27 |
NZD/USD | -0.05 | -3.92 | -1.57 | -2.37 |
NZD/JPY | -0.28 | -2.67 | -0.98 | -5.38 |
USD/CAD | -1.17 | -4.04 | -3.67 | -3.17 |
CAD/JPY | -1.22 | -2.20 | -3.17 | -4.07 |
USD/CHF | -0.12 | -5.21 | -0.26 | -4.75 |
CHF/JPY | -4.34 | -0.19 | -7.17 | -2.56 |
EUR/GBP | -3.45 | -2.37 | -3.73 | -1.03 |
EUR/AUD | -4.04 | -2.30 | -8.66 | -4.06 |
※スワップポイントは時期によって変動します。目安、傾向としてご確認ください。
海外FXのスタンダードであるXMとほぼ同水準です。
XMよりも僅かですが、マイナススワップが小さめに設定されています。
取引できる投資商品を詳しく知りたい
TitanFXでは合計180種類以上の投資商品がトレードできます。
投資商品の詳細は以下の通りです。
仮想通貨は、月曜日~金曜日のみトレード可能です。
口座開設方法は?
TitanFXの口座開設は、他社と大きく異なる点はありません。
口座開設手順、流れは標準的です。
登録する情報量が少なく、5分で完了できます。
情報の登録は、アルファベットで行います。
電話番号は、最初の『0』を省いて登録します。
住所も英語表記で登録します。
日本語表記とは記載する順番が逆になります。
(例)
東京都渋谷区サンプル町1-1-1 サンプルマンション101 の場合
↓
101,1-1-1,Sample-Cho,Shinjyuku-Ku,Tokyo-To
TitanFXの場合は、入力欄が区切られているので、該当の箇所に分けて入力しましょう。
郵便番号は、『-(ハイフン)』は必要ありません。
上の例だと『1230001』と入力してOKです。
アップロードする書類は以下の2種類です。
②現住所証明書(住民票/公共料金領収書/銀行、カードの利用明細書)
現住所証明書は、発行から3ヵ月以内のものに限られます。
リアルタイムスプレッド
TitanFXでは、一部ではありますが、リアルタイムスプレッドの確認ができます。
リアルタイムで動く実際の変動幅を確認したい方は、確認必須です。
公式サイトトップページを下に遷移すれば、ブレード口座の主要投資商品のリアルスプレッドが確認できます。
平均スプレッドであれば【トップページ⇒お取引⇒取り扱い商品】から全ての投資商品について、スタンダード口座、ブレード口座のスプレッドが確認できます。
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