・海外FXでスキャルピングに必要な条件って何?
・スキャルピングが禁止されている業者ってある?
・海外FX業者でスキャルピングに適した業者ってどこ?
このような疑問をお持ちの方、海外FXでスキャルピングトレードを検討中の方に読んでいただきたい記事です。
海外FX業者は、国内FX業者よりもサービス内容に幅があります。
取引環境がスキャルピングに適する業者も、適さない業者も存在します。
本記事では、スキャルピングに必要な取引環境をまとめた上で、その要素を満たす海外FX業者を選出し、どの業者がスキャルピングに最適なブローカーかを比較しました。
スキャルピングトレーダーの方、使う業者を検討中の方に読んでいただきたい記事です。
海外FXでスキャルピングに必要な取引環境
海外FXでスキャルピングする為には以下の3つの要素が必須です。
- 透明性
- 約定力
- スプレッド/取引コスト
透明性
取引環境における『透明性』は、【値動きの確かさ】と【情報の開示量と情報の正確性】を指します。
透明性が担保されていないブローカーでは、トレーダーにとって不利かつ不自然な値動きによる損失が発生したり、不利なスリッページの頻発、不利なスプレッドの拡大などが起こり得ます。
透明性は【NDD方式の明言】【LP情報の開示】が判断のものさしになります。
マーケットに流動性を供給する業者の総称。
FX業者に対しレートを提示し、取引相手となる証券取引所、銀行など金融機関が主なLP。
公式サイト上で『NDD方式が明言』されており、LP情報が開示されている場合、透明性は高まります。
併せて、ECN方式の口座が完備されている業者であれば、透明性に関しては問題ありません。
約定力
『約定力』は、【発注から約定までの速度】を指します。
約定力が高ければ、スリッページが少なくなり、処理速度、動作性が高いことにより『トレードそのもの』がストレスなく行えます。
約定力は【約定速度】【サーバーの設置場所】がものさしになります。
約定速度は、「〇秒以内に××%約定」などの文言で各社の公式サイト上に記載がありますが、実際に利用してみないと、わからない部分ではあります。
約定には、インフラ設備の整備とサーバーの安定が必須です。
エクイニクス社にサーバーを設置しているブローカーは、安定性が高いです。
世界最大のデータセンターであり、グローバル規模でのインターコネクション、最小のレイテンシー(遅延)などの特徴を持つITサービスプロバイダー。
繰り返しになりますが、『約定力』は実際に使ってみないとわからない要素です。
デモ口座のサーバーとリアル口座のサーバーが別々に設置されている業者が大多数です。
スプレッド/取引コスト
スキャルピングにおいて、最も重要な要素が【スプレッドが狭いこと/取引コストが安いこと】です。
トレードの必要経費であるスプレッドは、トレード毎に発生します。
【スプレッド以外の部分のサービス内容に大きな穴がない】という前提で、スプレッド、取引コストは、安ければ安いほど良い数値です。
A社とB社で『ドル円』のスプレッド差が「1pips」ある場合、1ロットのトレード1回で1,000円の差額が発生します。
10回のトレードで1万円の差になり、100回のトレードで10万円の差になります。
スプレッドは、業者によって最も差が出る要素であり、スプレッド設定値が小さい業者を選択すれば、必然的に勝ちやすくなります。
スプレッドが広いから『ドル円』『ユーロドル』などの比較的スプレッドが狭い通貨ペアばかりトレードしている、という方は、スプレッドが狭い業者を選択することで、トレードの幅を広げることにも繋がります。
その他の要素について
先述した3要素に包括される内容ではありますが【取引制限の有無】も考慮する必要があります。
取引制限の有無は、『透明性』が担保されていればクリアされることであり、NDD方式の業者であれば問題ありません。
しかし、『スキャルピング可否』が公式サイト上で明言されていない業者や、『指標発表時は短期売買禁止』『10ロット以上の取引時は事前連絡が必要』などの制限が課されているブローカーもあります。
スキャルピングに適している業者はこれらの制限が一切ない業者です。
多くの海外FX業者のFAQ内に『スキャルピング可否』について記載があります。
公式サイト上で「スキャルピング可」と明言されている、取引制限が無い業者を選択した方が良いです。
海外FXでスキャルピングに適した業者
日本人利用者の多い以下の海外FX業者について、『透明性/約定力/スプレッド』について比較を行いました。
- XM
- Exness
- iFOREX
- AXIORY
- TitanFX
- LANDFX
- IS6FX
- FXGT
上記9社の中から条件の良い上位4社をTOP4として選出しました。
スキャルピングに適しているのはExness、TitanFX、AXIORY、XMの4社です。
次項では、上位4社の情報を記載しています。
なお、iFOREXは、公式サイト上で明確に【スキャルピング不可】と明言されています。
iFOREXでのスキャルピングは避けた方が良いです。
Exness
スプレッドはプロ口座が海外FX業者で最狭
約定方式はNDD方式
Exnessは、スキャルピングに最も適した業者です。
スキャルピングの最重要項目である【スプレッドの狭さ/取引コストの安さ】が海外FX業者の中で最も優良です。
取引制限がなく、スキャルピングも明確に許可されています。
↑Exness公式サイト『ヘルプセンター』より
Exnessの約定方式は、NDD方式ではありますが、STP方式、ECN方式で分類されていはいません。
スタンダード口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座は、成行約定、プロ口座は即時約定となっています。
各約定方式の特徴は以下の通りです。
即時約定(Instant Execution)➡リクオートあり、スリッページなし
プロ口座が最も安定してスプレッドが狭い口座ですが、『リクオートは絶対に嫌だ』という方は、ロースプレッド口座、ゼロ口座を利用した方がストレスがありません。
最大レバレッジ2,000倍、ロスカット水準0%という口座スペックも大きな特徴です。
スプレッドが狭い業者は、レバレッジが低い傾向にありますが、Exnessは突出して高いレバレッジの元でスキャルピングができます。
取引可能な通貨ペアの種類は107種類となっており、海外FX業者の中では最も多い通貨ペア種類を誇ります。
高いレバレッジ、低いロスカット水準を求める方
豊富な通貨ペア数を求める方
Exnessは、日本語サポート再開が2020年3月からなので知名度は低い業者ですが、運営母体は高信頼性ライセンス(FCAライセンス、CySECライセンス)を保有しており、信頼性は高いです。
為替以外の取引環境も非常に優秀であり、利用者が急増中のブローカーです。
Exnessの詳細情報はこちら
TitanFX
スプレッドはドルストレート通貨ペアが優秀
ECN口座の手数料は1ロットあたり7ドル
TitanFXは、スキャルピングに必要な要素を高い水準で満たしているブローカーです。
透明性、約定力、安い取引コスト、と3つの要素が揃っており、多くのスキャルピングトレーダーに人気があります。
為替のスプレッドは、Exness、AXIORYと比較するとやや劣ります。
しかし、TitanFXは為替以外の投資商品のスプレッドも総じて狭い、という強みがあります。
加えて、貴金属、エネルギー、株価指数が全て500倍のレバレッジで取引できるという利点があります。
特に、株価指数のレバレッジは、他社では100倍~200倍に抑えらえる傾向がありますが、TitanFXは、高いレバレッジの元で取引できます。
NDD方式である旨はTItanFX公式ランディングページで明言されています。
↑TitanFX公式ランディングページより
LP情報も開示されており、情報開示の観点からも透明性は非常に高いです。
↑TitanFX公式ランディングページより
TitanFXは、LP情報を開示している数少ないブローカーの一つです。
透明性の高さに加えて、約定力が高い点もTitanFXの強みです。
『Zero Point(ゼロポイント)テクノロジー』という独自のインフラ整備により、高い約定力が実現しています。
↑TitanFX公式サイトより引用
また、イクイニクス社のニューヨークデータセンター内にサーバーが設置されています。
↑TitanFX公式サイトより
遅延なく情報の送受信が可能であり、安定性を含め最高峰の環境が整えられています。
純粋なスプレッド比較では、Exnessに及びませんが、透明性、約定力、サーバーの安定性という部分では、TitanFXに軍配が上がります。
為替以外の投資商品も取引する方
情報開示量の多いブローカーを使いたい方
TitanFXは、保有ライセンスの信頼性は高くはありませんが、運営歴は9年目となっており、長年に渡り安定して運営されてきています。
2021年に『The Financial Commission』というトレーダーとブローカー間の紛争を中立の立場で、迅速かつ専門的に解決することを目的とした機関に加盟しました。
これにより、ブローカーとしての信頼性はさらに向上しています。
TitanFXの詳細情報はこちら
AXIORY
スプレッドはクロス円の通貨ペアが優秀
『ナノスプレッド口座/テラ口座』の手数料は1ロットあたり6ドル
AXIORYは、スキャルピングに必要な要素を全て満たしており、TitanFXと同様、既に多くのスキャルピングトレーダーに利用されています。
AXIORYは、平均スプレッドが全ての投資商品において狭いのが大きな特徴です。
為替においては、クロス円の通貨ペアのスプレッドが特に狭く、日本人トレーダーに高い人気を誇ります。
AXIORYは、他社では実際に使ってみないとわからに『約定力』について、【約定スピード/スリッページ率】という数値で算出し、公式サイトで開示しています。
NDD方式が明言されており、全ての投資商品についてリアルタイムスプレッドも開示されています。
↑AXIORY公式サイトより
EAの使用、スキャルピング可能な旨も明言されています。
↑AXIORY公式サイトより
AXIORYのストップレベルは0であり、EAを利用したいトレーダーにも人気が高いです。
また、AXIORYは、Equinix社内にサーバーを設定しています。
↑AXIORY公式サイトより
さらに、AXIORYのエンジニアにより、24時間365日体制で監視されています。
これらの企業努力により、高い約定力、狭いスプレッド、サーバーの安定が実現されています。
安い取引コストを求める方
資金管理面での安全性を重視する方
AXIORYは、実質的に信託保全の資金管理を行っており、非常に安全性が高いブローカーです。
TitanFXと同様、『The Financial Commission』に加盟しており、不当な出金トラブルの心配もありません。
2021年5月にMT5に対応した『テラ口座』が追加されたことに加え、現物株、ETFの取引が可能になり、一段と利用者が増えています。
AXIORYの詳細情報はこちら
XM
スプレッドは広いが、約定力は高い
『ゼロ口座』の手数料は1ロットあたり10ドル
『KIWAMI極口座』のスプレッドは非常に狭い
XMはスキャルピングに適した業者ではありません。
理由はスプレッドが広く、取引コストが割高だからです。
上記のような記述をしていましたが、2022年10月に追加された『KIWAMI極口座』によって、事情が大きく変わりました。
XMのスタンダード口座は他社よりスプレッドが広く、スキャルピングトレーダーに推奨できません。
しかし、KIWAMI極口座は、他社よりも非常に狭いスプレッド設定となっています。(次項で他社との比較表を載せています。)
KIWAMI極口座は、STP方式の口座ですが、STP方式でスキャルピングをしたい方にとっては、Exnessのプロ口座と並んで利用価値の高い口座となっています。
ただし、KIWAMI極口座は入金ボーナスは利用できません。
XMでのスキャルピングは、公式サイト上で明確に許可されています。
↑XM公式サイト『ヘルプセンター』より
LP情報は開示されておらず、NDD方式も明言されていませんが、約定力は高く、サーバーは非常に安定しています。
また、ECN方式の口座である『ゼロ口座』も完備されています。
ただし、ゼロ口座は、入金ボーナス、ロイヤリティプログラムは利用できません。
STP方式の口座でスキャルピングしたい方(KIWAMI極口座)
サーバーの安定性を重視する方
業者の信頼性を重視する方
ブローカーとしての信頼性の高さと安全性の高さは随一です。
信頼性を重視するトレーダーの方であれば、利用価値はあります。
XMの詳細情報はこちら
海外FXでスキャルピング|取引条件比較
スキャルピングに適した業者4社のスプレッド、取引コストを比較しました。
『STP方式の口座とECN方式の口座のどちらがスキャルピングに適しているか?』については、ECN方式の方が適しています。
ECN方式であれば、透明性が完全に担保される上に、取引コストがSTP方式よりも安い傾向にある、というのが理由です。
しかし、STP方式の口座でスキャルピングしたい、という方も居ると思うので、STP方式の口座についても比較しています。
STP方式のスプレッド比較
各社のSTP方式の口座のスプレッドを比較し、一覧表にまとめました。
銘柄 | Exness スタンダード | Exness プロ | TitanFX スタンダード | AXIORY スタンダード | XM スタンダード | XM KIWAMI |
USD/JPY | 1.1pips | 0.7pips | 1.33pips | 1.3pips | 1.6pips | 0.8pips |
EUR/USD | 1.0pips | 0.6pips | 1.2pips | 1.2pips | 1.7pips | 0.7pips |
EUR/JPY | 1.9pips | 1.2pips | 1.74pips | 1.3pips | 2.3pips | 1.4pips |
GBP/USD | 1.5pips | 0.9pips | 1.57pips | 1.6pips | 2.2pips | 0.9pips |
GBP/JPY | 2.0pips | 1.3pips | 2.45pips | 1.6pips | 3.6pips | 1.8pips |
AUD/USD | 1.5pips | 0.9pips | 1.52pips | 1.5pips | 1.8pips | 0.9pips |
AUD/JPY | 2.1pips | 1.3pips | 2.12pips | 1.8pips | 3.3pips | 1.3pips |
NZD/USD | 2.0pips | 1.2pips | 1.86pips | 1.8pips | 2.7pips | 1.2pips |
NZD/JPY | 2.9pips | 1.8pips | 2.62pips | 2.2pips | 3.0pips | 2.0pips |
USD/CAD | 2.2pips | 1.4pips | 1.55pips | 1.8pips | 2.2pips | 1.3pips |
CAD/JPY | 2.4pips | 1.5pips | 2.1pips | 1.8pips | 3.4pips | 2.2pips |
USD/CHF | 1.5pips | 0.9pips | 1.92pips | 1.7pips | 1.9pips | 1.1pips |
CHF/JPY | 1.7pips | 1.1pips | 2.31pips | 1.9pips | 3.3pips | 1.4pips |
EUR/GBP | 1.6pips | 1.0pips | 1.53pips | 1.3pips | 2.0pips | 1.4pips |
EUR/AUD | 2.3pips | 1.4pips | 2.75pips | 2.1pips | 3.0pips | 1.5pips |
※スプレッドは変動制です。
Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI極口座が一段抜けて狭い設定値となっています。
STP方式の口座では、Exnessのプロ口座、XMのKIWAMI極口座の2強となっています。
STP方式の口座を狭い順に並べます。
2位/XM-KIWAMI極口座
3位/AXIORY-スタンダード口座
4位/TitanFX-スタンダード口座
5位/Exness-スタンダード口座
6位/XM-スタンダード口座
ECN方式のスプレッド比較
各社のECN方式の口座のスプレッドを比較し、一覧表にまとめました。
Exnessのロースプレッド口座、ゼロ口座は、ECN方式ではありませんが、ECN方式の口座と同様【スプレッド+手数料】というコスト体系の為、ここで比較します。
最も狭い数値を太字にしています。
銘柄 | Exness ロースプレッド | Exness ゼロ | TitanFX ブレード | AXIORY ナノスプレッド/テラ | XM ゼロ |
USD/JPY | 0+7ドル | 0+7ドル | 0.33pips+7ドル | 0.2pips+6ドル | 0.1pips+10ドル |
0.7pips | 0.7pips | 1.03pips | 0.8pips | 1.1pips | |
EUR/USD | 0+7ドル | 0+7ドル | 0.2pips+7ドル | 0.1pips+6ドル | 0.1pips+10ドル |
0.7pips | 0.7pips | 0.9pips | 0.7pips | 1.1pips | |
EUR/JPY | 0.4pips+7ドル | 0.1pips+10ドル | 0.74pips+7ドル | 0.3pips+6ドル | 0.4pips+10ドル |
1.1pips | 1.1pips | 1.44pips | 0.9pips | 1.4pips | |
GBP/USD | 0.2pips+7ドル | 0.1pips+9ドル | 0.57pips+7ドル | 0.4pips+6ドル | 0.3pips+10ドル |
0.9pips | 1.0pips | 1.27pips | 1.0pips | 1.3pips | |
GBP/JPY | 0.5pips+7ドル | 0+15ドル | 1.45pips+7ドル | 0.7pips+6ドル | 1.2pips+10ドル |
1.2pips | 1.5pips | 2.15pips | 1.3pips | 2.2pips | |
AUD/USD | 0.3pips+7ドル | 0+10ドル | 0.52pips+7ドル | 0.3pips+6ドル | 0.4pips+10ドル |
1.0pips | 1.0pips | 1.22pips | 0.9pips | 1.4pips | |
AUD/JPY | 0.5pips+7ドル | 0.3pips+9ドル | 1.12pips+7ドル | 0.6pips+6ドル | 1.2pips+10ドル |
1.2pips | 1.2pips | 1.82pips | 1.2pips | 2.2pips | |
NZD/USD | 0.5pips+7ドル | 0+13ドル | 0.86pips+7ドル | 0.7pips+6ドル | 1.0pips+10ドル |
1.2pips | 1.3pips | 1.56pips | 1.3pips | 2.0pips | |
NZD/JPY | 0.9pips+7ドル | 0.1pips+15ドル | 1.62 pips+7ドル | 0.8pips+6ドル | 2.0pips+10ドル |
1.6pips | 1.6pips | 2.32pips | 1.4pips | 3.0pips | |
USD/CAD | 0.5pips+7ドル | 0.1pips+10ドル | 0.55 pips+7ドル | 0.8pips+6ドル | 0.5pips+10ドル |
1.2pips | 1.1pips | 1.25pips | 1.4pips | 1.5pips | |
CAD/JPY | 0.7pips+7ドル | 0.3pips+10ドル | 1.1 pips+7ドル | 1.7pips+6ドル | 1.4pips+10ドル |
1.4pips | 1.3pips | 1.8pips | 2.3pips | 2.4pips | |
USD/CHF | 0.3pips+7ドル | 0.1pips+9ドル | 0.92 pips+7ドル | 0.4pips+6ドル | 0.4pips+10ドル |
1.0pips | 1.0pips | 1.62pips | 1.0pips | 1.4pips | |
CHF/JPY | 0.4pips+7ドル | 0+10ドル | 1.31 pips+7ドル | 0.5pips+6ドル | 1.1pips+10ドル |
1.1pips | 1.0pips | 2.01pips | 1.1pips | 2.1pips | |
EUR/GBP | 0.4pips+7ドル | 0+18ドル | 0.53 pips+7ドル | 0.5pips+6ドル | 0.3pips+10ドル |
1.1pips | 1.8pips | 1.23pips | 1.1pips | 1.3pips | |
EUR/AUD | 0.5pips+7ドル | 0+11ドル | 1.75 pips+7ドル | 0.8pips+6ドル | 0.9pips+10ドル |
1.2pips | 1.1pips | 2.45pips | 1.4pips | 1.9 pips |
ECN方式の口座を狭い順に並べます。
2位/Exness-ゼロ口座
3位/AXIORY-ナノスプレッド口座
4位/TitanFX-ブレード口座
5位/XM-ゼロ口座
透明性で比較
各社が開示している情報量で比較しました。
業者名 | 公式サイトの情報 |
Exness | スキャルピング可/取引制限なし |
TitanFX | スキャルピング可明言 LP情報開示 リアルタイムスプレッド(ブレード口座のみ/一部の商品のみ) エクイニクス社(EQUINIX社)にサーバー設置 |
AXIORY | スキャルピング可明言 約定力スピード/スリッページ率開示 リアルタイムスプレッド エクイニクス社(EQUINIX社)にサーバー設置 |
XM | スキャルピング可明言 リアルタイムスプレッド(一部の商品のみ) |
ExnessとXMは、運営母体が高信頼ライセンスを保有している為、開示できる情報に制限が課されていると思われます。
TitanFXとAXIORYの方が、情報開示量は上です。
口座スペックで比較
最大レバレッジ、ロスカット水準の口座スペックで比較しました。
通貨ペアの種類も併せて記載しています。
Exness | TitanFX | AXIORY | XM | |
最大レバレッジ | 2,000倍 | 500倍 | 400倍 | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 0% | 20% | 20% | 20% |
通貨ペア数 | 107種類 | 60種類 | 61種類 | 55種類 |
この比較では、Exnessが圧倒的に優位性があります。
海外FXでスキャルピング|まとめ
記事の冒頭でもお伝えした通り、海外FX業者が提供するサービスは、国内FX業者のように画一的なサービス内容ではありません。
各社によって、強みと弱みが明確に存在します。
スキャルピングに向いている業者、向いていない業者があります。
Exness、TitanFX、AXIORY、XMは、スキャルピングに適している業者TOP4です。
前項で比較した通り、上位4社の中でも、各要素によって優劣があります。
Exness | TitanFX | AXIORY | XM | |
スプレッド | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
約定力 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
透明性 | △ | ◎ | ◎ | △ |
比較結果をまとめます。
TitanFX 約定力重視
AXIORY 透明性重視、資金の安全性重視
XM 低スプレッド(KIWAMI口座)/業者の信頼性重視
なお、最も重要なスプレッドについては、全社公式サイトにて確認できます。
Exness➡Exness公式サイトにて、全投資商品のスプレッド、スワップポイントが一覧で確認可能。【公式サイトトップページ⇒取引⇒契約仕様】にて確認できます。
TitanFX➡TitanFX公式サイトにて、全投資商品のスプレッドが確認可能。【公式サイトトップページを下に遷移】すれば、ブレード口座のリアルタイムスプレッドが一部の投資商品について確認可能できます。
AXIORY➡AXIORY公式サイトにて、全投資商品のリアルタイムスプレッドが確認可能。【トップページ⇒投資商品】にて確認できます。
XM➡XM公式サイトにて、主要通貨ペアのリアルタイムスプレッドが確認可能。【トップページを下に遷移】にて確認できます。
スキャルピングは、自分のスタイルを確立させてしまえば、どんな相場であっても対応できる強力なトレードスタイルです。
あなたのトレードスタイルに合った業者を選択し、トレーディング環境を整えて、スキャルピングで利益を上げていっていただければ幸いです。
Exnessの評判/安全性【利用前の必読情報まとめ】エクスネスの評価
TitanFXの評判/安全性【利用前の必読情報まとめ】タイタンFXの評価
AXIORYの評判/安全性【利用前の必読情報まとめ】アキシオリーの評価
XMの評判/安全性【利用前の必読情報まとめ】エックスエムの評価
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